週刊セブ島留学&起業日記(第71回)
この記事は2020年2月15日に配信されたメルマガのバックナンバーです。
<今週のトピック>
・私の健康法「禁煙と禁酒」
・初めてのセブ留学でフィリピンの洗礼を受けました
・60代でIELTS 6.0を目指します
・セブのレジの日常風景
・村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」を英書で読む
<私の健康法 「禁煙と禁酒」>
すみません、なかなか進まないのですが、今回は5の「禁煙」から始めます。
1. 1日8時間の睡眠を取る
2. 昼寝
3. プチ断食
4. 砂糖を控える
5. 禁煙
6. 禁酒
7. 冷たい飲み物は飲まない
8. コーヒーを飲む(カフェイン摂取)
9. サプリは飲まない
10. 朝日光を浴びる
11. 1日10分のストレッチ
12. 週3回の筋トレ
13. 歩く
14. 瞑想
私は約10年前にたばこをやめました。今では心の底から煙草が嫌いなので、喫煙時に私の周囲にいた方々に一人一人お会いして、お詫びを申し上げたいくらいです。非喫煙者にとって、たばこの煙は本当に辛いです。
私は最近、ちょくちょくタイのチェンマイに行くのですが、そこで会う方々の喫煙率が高く正直まいっています。みんな良い方ばかりなのですが、煙草が原因で距離を置きたいと思うほどです。喫煙者の皆さん、煙草ってこんなにネガティブな力があるのです。もっと分かりやすく言うと、
下手すりゃ友達失いますよ。
受動喫煙って辛いだけでなく、健康にも本当に悪いのです。ネットで調べればいくらでも出てきます。例えば、
“2004年の調査では、受動喫煙の影響で、1年間に世界で60万人が亡くなっているといわれています。また、日本だけみても、受動喫煙が原因となって発症する肺がんと虚血性心疾患だけで、年間約6,800人が死亡していると報告されています。”
「すぐ禁煙JP」
https://sugu-kinen.jp/harm/passivity/adult.html
これ、もう完全に犯罪ですよね。ということで、自分のためだけでなく、自分の周りにいる大切な人のためにも、煙草って「絶対にやめなければいけないもの」なのです。参考までに、私が禁煙に成功した方法を簡単にご紹介します。このメルマガ読者さんで喫煙者の方は是非、参考になさってください。
私は2009年の9月にインプラントの手術を受けました。術後は数日タバコは厳禁と事前に聞いていたので、これを契機にたばこをやめようと誓いました。まだ、当時は喫煙族の肩身もそれほど狭くはありませんでしたが、お酒を飲むと本数も増え、その翌日は体調が優れないことが多かったので、ぼんやりと「やめたいな」と思っていたのです。
そして、インプラントの手術を終え禁煙生活に入りました。結論から言うと、私はインプラントの術後一本も吸っていません。まず、ここで最初にして最も重要な鉄則「減煙」はダメということです。一気に、キッパリとゼロにすることです。減煙で禁煙に成功する人の確率は非常に低いそうです。
まあ、それでも辛かったです。特に最初の1日は地獄ですね。そこで私は下記の本を読みました。
『読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー』
https://amzn.to/2USOrP5
この本は効きます。私の友人でも数人、この本のお世話になっています。そして、毎日のようにチェックしていたのが「禁煙の森」というウェブサイトです。久しぶりに覗いてみたら残念ながらこのサイトはクローズしているようです。
このサイトは掲示板で、要は禁煙にチャンレンジしている人が毎日のようにその状況を書き込むのです。それも、初日の人、3日目の人、1ヶ月経過した人というように、検索ができるので、いまの自分と同じ境遇にいる人の様子を知ることができるのです。基本、人間って自分と同じ境遇にいる人に励まされるものなんです。私自身、このサイトにどれだけお世話になったか言葉では言い尽くせないほどです。
「禁煙掲示板」でググってみると幾つか見つかりますね。下記なんか良さそうですね。
「みんなの禁煙掲示板」
https://nonsmokingbbs.net/
次に禁酒です。禁酒については、以前もこのメルマガで書いていますが圧倒的に体が軽くなりますね。私はお酒が大好きなので完全禁酒するつもりは毛頭ありませんが、「無駄なお酒」は飲まないようにしています。
具体的には「家飲み」は極端に減らしました。あと、誤解を恐れずに言えば「実りのない飲み会」にも行きません。同じメンバーで頻繁にグダグダ飲んでいても、同じ話して終わりですよね。個人的には、何かに頑張っている人と飲む機会を増やしたいと思っています。
そして、禁酒の最大の効能は健康面ではなく、「時間が増える」ことです。毎日、家飲みしていた頃は「飲み始め=1日の終わり」だったのですが、今では夕飯後も仕事や勉強ができます。読書だって、やはり素面の方が理解も早いし捗るのです。
当然、朝の目覚めも違います。寝起きからスッキリなので、朝一から脳が全開で働きます。さらには眠りが深い分、早起きになります。そう、物理的に時間が増えるのです。
お酒をやめる必要はないと思いますが、酒量を減らすことで得られることは大きいのです。勝間和代さんも私と同じようなことを言ってますね。そうそう、最後に「痩せる」というメリットもありますね。
『勝間和代の、お酒を1滴も飲まずに10年経って、得られた5つのこと』
https://www.youtube.com/watch?v=YBtFw5HQnKU
それでは、いつものコーナーに行きましょう。
1. 読者さんからの質問
Q: Sさんからのメッセージ
KGさん
(メルマガ「フィリピン留学 ブログでは書けない話」を読んで)
興味深いお話ありがとうございました。確かにフランス語も同じで直接的に「あなたの仕事は何?」とは言わないですね。
納得です。
(メルマガでは、What is your job?とは言わない、という話をしています)
「セブ島留学あるある」、たった3週間でしたし日本人経営の学校だったのに、事例 ほとんど当てはまりました。
(これは、「フィリピン留学の残念事例」という記事を読まれて)
空港での「おいてけぼり」とゴキブリはなかったですけど。それ以外は全部ありました。自分が神経質なのか、適応力ないのか?と悩みました。
留学って行ってみないと分からないし、フィリピン留学って途中で退学したくても返金してもらえないのてすよね。フィリピンだから仕方ないのか、と思ってましたが、御校に見学に行き、普通にきれいな学校もあることがわかりました。
次回は学校選択気をつけます。楽しいメール配信ありがとうございます!
A: KGの回答
Sさん、メールありがとうございます。
フィリピン留学の「あるある」に当たりまくってしまったそうでお気の毒です。実はSさんが行かれた学校は、極端な言い方をすれば「なりふり構わぬ」営業をする学校なんです。もう少し、生徒さんのことを気にしてくれれば、リピーターさんも増えると思うのですが。
まあ、Sさんのように残念な体験をする人が1人でも減ってくれたらと思い、私のyoutubeではフィリピン留学の実情をクソ真面目に語っています。少なくとも、以前は知り得なかった情報を入手できる世の中になりました。生徒さんに「不親切な学校」は必ず淘汰されるでしょう。
商売、そんなに甘くないです。
Q2: Oさん(60代女性)からの相談
私はIELTSの勉強を始めました。大学で勉強したいことがあり、その入学条件がIELTS 6.0だからです。 5年以上前ですが、TOEIC900以上、英検1級を取得していますが、初めてIELTSの問題を見たところ、6.0を取る自信はありません。
そこで、フィリピン留学を思いたちエージェントに相談したところPという学校を紹介してもらいました。そこは、伝統校でIELTSコースもあるということで勧められたのですが、若い学生が多いらしく、また施設面でも不安があります。
そんな時にKGさんの著書を読み、KGさん自らがセブで学校を経営されているということで相談させていただきました。留学は2ヶ月を予定しています。アドバイスを頂けますと幸いです。
A: KGの回答
まず、60代で大学で学びたい、というモチベーション、最高過ぎますね。私も勉強こそ最強のエンタメ、と言い切っている人間ですので心の底から共感&尊敬いたします。
まずは、学校選びについて。
現実問題として、「年齢層」はとっても重要な要素です。学生ノリが辛いと感じるのであれば、現在エージェントに勧められているPはオススメできません。セブ英語倶楽部に限らず、比較的年齢層の高い生徒さんが集まる学校はいくつかあるので、その辺も検討された方が良いでしょう。
また、納得感を得るため&リスクヘッジのためにも、1ヶ月ずつ違う学校に通うという選択肢もあると思います。最近、下記のような動画を挙げているので参考になさってください。
『学生ノリについていけますか?』
https://www.youtube.com/watch?v=52toNDh93_w
次にIELTSのスコアメイクについて。
オーバーオールで6.0を目指すなら、リスニングとリーディングで6.0、ライティングとスピーキングで5.5を狙うのが無難というか、王道の作戦かと思います。そして、リスニングとリーディングに限って言えば、6.0程度であれば、特別な対策は要りません。純粋に英語力を高めれば十分に到達できるレベルです。
一方で、スピーキングとライティングにはコツがあります。特にIELTSのライティングはあらゆる英語の試験の中でも最も難しい(点数がでないと言う意味)と言われています。ですので、この2つについては試験や傾向を熟知した先生に教わるのは大きな時間の短縮になると思います。
参考までに、近々『IELTSライティング 完全攻略』という動画を撮影する予定です。他のIELTS講師から「無料でそこまで教えるな!」という抗議が来るぐらいの内容を無料で挙げてしまおうと思っています(笑)。
2. フィリピンのビジネス&生活あるある
フィリピンでスーパーに買い物に行くのはある種の「修行」です。まあ、僕は慣れているので余程のことがない限り心を乱すことはありませんが、レジでの日常風景を淡々と書きます。
フィリピンのレジは、基本20分待ちがデフォルトです。これを避けたければ、お昼の12時まで、遅くとも13時までには買い物を済ませましょう。ただ、こうすることのデメリットは、早く行き過ぎると品物が揃っていないことです。私がたまに行く「ガイサノ」という最も庶民的なスーパーでは、12時前にはお肉は並んでいません(加工中)。
さて、レジで並んでいると、買い物籠があたりに散乱していて戸惑います。私はいつも周囲の籠を片づけるのですが、たまに私以外の人がやっているのを見かけます。そういう人はみんな外国人です。フィリピン人はそんなことはしません。
また、バーコードがすんなり読み取れる確率は70〜80%でしょう。2、3回トライするのは当り前です。読み取り機が悪いのか、バーコードのシールが悪いのかは不明です。ただ、この読み取りが100%近くになればレジで並ぶ時間も劇的に減ることでしょう。しかし、そんなことを期待してはいけません。ここはフィリピンです。予言しておきます。10年後も一緒です。
ようやく自分の番がきます。食べ物だろうと何だろうと、フィリピン人のレジ係は投げます。スナップを聞かせてピョイと投げます。私はこれについては必ず「投げないでください」と言います。食べ物を粗末にするのはダメです。もうその一言です。
フィリピンでは、品物を袋に詰める係がいます。しかし、レジによっては不在のこともあります。ガイサノでは不在率50%が平均です。そうすると、レジの女性が袋つめをしなければいけません。つまり1人2役なので時間がかかるのです。しかし、フィリピン人は絶対に自分では積めません。レジ係がレジ打ちを終わって、次に袋つめを終えるまでじっと待っています。
私はいつも自分で詰めます。そうすれば、レジが終わると同時にその場を去れるからです。たまに私と同じような人を見かけますが全員外国人です。過去1人だけ自分で袋詰めをするフィリピン人を見たことがあります。感動しましたね。心底、雇いたいと思いました。その場で誘わなかったことを後悔しています。
最後に、クレカ払いはオススメしません。読み取り機のトラブルが50%以上の確率で発生します。そして、現金払いよりも時間がかかります。つまり、クレカ払いのメリットが活かされないのです。
他にもありますが、この辺で留めておきます。これが、私が「修行」という言葉を使う理由です。
3. セブのレストラン
今週はこのコーナーもお休みです。
4. 今週買ったもの
最近のセブは雨が多く、雨が多いと本を読みたくなる不思議な性分な私は、久しぶりに小説を購入しました。村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」です。
『Dance Dance Dance (Vintage International) (English Edition)』
https://amzn.to/31RtplH
私は30歳頃まで小説ばかり読んでいた小説青年だったのですが、いまでも私の生涯No1の小説は、この「ダンス・ダンス・ダンス」です。少なくとも、日本語で3回、英語で2回は読んでいます。
私にはエリックというアメリカ人の友人がいるのですが、彼と意気投合したきっかけがこの「ダンス・ダンス・ダンス」だったのです。エリックは自分でも小説を書くほどの文学青年ということで、自然と本の話になったのですが、驚いたことに彼が一番好きな作家が村上春樹だったのです。下記が彼のベスト3作家です。
1 村上春樹
2 スティーブン・キング
3 ジャック・ケルアック
2位と3位はアメリカ文学界の巨匠中の巨匠なのですが、アメリカ人がこの2人よりも村上春樹を選ぶってとっても新鮮な驚きでした。更には、「じゃ、村上春樹で一番好きな本は?」と聞いたところ、Absolutely, Dance, Dance, Dance!ということで固く握手を交わしたのです。
ということで、今週末、Dance Dance Danceを読むのが楽しみです!
村上春樹については、下記のブログ記事でも言及しています。
『洋書で英語学習 村上春樹を英語で読む意外なメリット』
https://cebuec.com/haruki-murakami/
5. 筋トレ
今週はこのコーナーもお休みです。
6. 経済&投資
日経平均 (年初来 0.13%)
ダウ平均 (年初来 3.01%)
フィリピン平均 (年初来 -5.08%)
おいおい、フィリピン株大丈夫?