業務の付加価値を明確にして、無駄を排除する
業務実態の把握で可視化した多数の業務に対しては、
「付加価値があるか」を一つ一つ判断します。
ちなみに付加価値はとは、「顧客にとって何らかの
価値を提供する業務」という意味です。
顧客にとって価値がある業務は「付加価値業務」、
価値がない業務を「非付加価値業務」と分類します。
この分別を正しく行うために大切なのが「顧客視点
で考えること」です。
業務改善を成功させ、生産性向上を確実に実現する
ためにも、顧客にとって価値が無い業務に関しては
断固たる姿勢で「日付加価値業務」と判断します。
例えば、社内向けの帳票作成業務は「日付加価値
業務」に分類されるので、システム化や外注など、
業務効率をアップするための選択肢が多数あります。
そうした効率アップの余地が「あるかないか」を
明確に判断するためにも、「付加価値業務」と
「非付加価値業務」の分類は必ず行いましょう。
最後に、業務量分析というのは長期間にわたって
行うことが多いため、それに参加する被調査者に
とっては負担の大きな取り組みになります。
日常業務をこなしながら業務量分析にも関わるので、
負担が増加して当たり前です。
そのため、業務量分析に取り組む前に、必ず被調査
者の理解を得ましょう。
業務量分析の意義と目的、人事評価には影響しない
こと、だから必要以上の努力はせず普段通りの姿勢
で業務に取り組むことなど、説明し理解してもらう
ことはたくさんあります。
被調査者が業務量分析への取り組みを理解している
か否かでは、調査結果の精度などが大きく変化します
#業務分析 #業務の可視化 #ボトルネック
#業務の付加価値 #生産性向上 #マネージメント
最後までお読みいただきありがとうございました。
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