【詩と写真日記】薔薇が咲く日

薔薇の下で泣いているのはだあれ
こっちへおいで
さあ、おいで
悲しいことなんかなんにもない

私が忘れても あなたが忘れても
覚えてるものはあるだろうか

きみが忘れても ぼくが忘れても
残されてるものはあるだろうか

いつかの木漏れ日
甘い色をした風

それからそれから
とびきりの微笑み

刺繍、もう1週間ピコット作り。
一番好きなテクニックでもさすがに飽きが。
だからゴールは目と鼻の先だと言うのに
スピードが落ちる落ちる。

そしてそんな今朝、
よく利用している手芸店ついに倒産のニュース。
ここ数年ですでに500店舗閉店、
うちの近所も車で30分先に統合された。
でももうそこも時間の問題？

今回の刺繍に合わせるカラーリネンを
見に行こうと思っていた矢先。
ああ、弱り目に祟り目。

しかし落ち込んでいる場合ではない。
 納得のいく店で納得の品を揃えないと。
そのためにもスピードアップ。
速効性の奮起！とパガニーニ投入。

超絶技巧は嵐みたいに刺激強だから
ボリュームを抑えて…
それでも煽る煽るヴァイオリン、
ほとばしる悪魔の気迫にあやかって
ここは一気に仕上げたい。
そして今週末には最寄り店に駆け込む！

とまあ、そんな感じで少々殺気立ってしまい……
落ち着いて落ち着いて！
この作品には静けさと穏やかさが絶対不可欠。

なので春を先取りして自分を癒しながら応援。
写真は私の薔薇たち。
満開になるのはいつかな。
いいこともきっと、いっぱい花開くはず。