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寒い日にあなたと歩く あなたに見せたくてはいてきた おろしたばかりの手袋は 見せるまもなく…
冬の夜は誰のためのもの? かじかんだ指先から たまらず寂しさこぼれたら 凍てつく星を並べて…
硝子の靴はいらないわ 硬くて冷たくて 綺麗なだけではダメなのよ 心外だと彼は眉を顰めた 綺麗…
降り出した雨の中。 泣いているあなたを抱きしめて思い出す。 あなたの涙が 僕の投げたカエル…
流れ星なんて必要ありません。 願い事をしないのかという彼に 私はそっと答えた。 私の願い…
夜は仮面をつけて僕を訪れる 底なし沼のような色の 黙ったまま僕を抱いて ただ沈み込むから …
彼の唇が私の詩を紡げば 鳴り止まない潮騒みたいに響き続ける 恥ずかしがり屋の言葉たちが 引き寄せられて顔を上げ その声に染まりながら いつまでもいつまでも 一秒ごとに重なって 一層鮮やかになる 何にも例えられない喜び 誰にも見つからない秘密 気ままに漂っていた言葉たちも いつしか寄り添い微笑んで その声に揺れながら いつまでもいつまでも その声に包まれて いつまでもいつまでも 今日の詩は過去作をコピぺしてきていたものの 更新するタイミングが合わなくて しばし寝か
夜の海では手を引いて 波に拐われぬよう ずっとずっと囁いて 潮騒に惑わされぬよう 青だけ…
風吹くボードウォークを一人行く。 満潮の波が足先に絡みつく。 甘さも苦さも誘われて、 微笑…
雨の後の庭は大騒ぎ。 濡れてうなだれただけでも樹形が変わるのに 風に煽られあらぬ方向へと…
セールで買ってそのままにしていた薔薇用トレリスをようやく組み立てました。さあ設置と思った…
ひとかけらの霧を 掴んでガラスに閉じ込めた ああ、 僕のきみ 大事な大事な僕のきみ 真っ白…
十二月が見えてあ〜とため息が出た。 今年もまた約束が果たせていない。 しばらく会えていな…