不登校傾向の生徒と向き合う先生の基本的な二つの心構えと、そのエピソード
⒈ 待つこと
学校を15日以上、連続で休んでいた生徒。
Trrrr..
ようやく生徒に電話が繋がった。
まずは保護者と話して。
それから、生徒と話す。
このとき1時間以上電話越しに話したけれど、「学校に来い」とは一切言わなかった。
すると、3日後。
何事もなかったかのように、朝から教室にいたんですよね。
⒉ 焦らないこと
学校には「普通に」来るけど、登校した途端に、体調が悪くなる。
生徒と話してみると、学校には行きたって言うし、友達関係も悪くないみたい。
何日か、そういう状態が続いていたので、スクールカウンセラーに繋いだ。
カウンセリングを受けも、いまいち原因が見つからない。
こういうときは、焦らない。
深層意識の奥に押し込められている「何か」までたどり着くまで、時間がかかりそうだ、とスクールカウンセラーとも情報共有。
《有料note》無料で読める前半部分は、先生になるまでの振り返りと、僕の子どもが不登校になったときのエピソードです。おかげさまで、多くの方に読んでいただきました。