Goldfinger
イアン・フレミングの1959年の作品。007シリーズの7作目。邦題は「ゴールドフィンガー」。Kindle版の007全集。長編12個、短編9個、全部入って¥59と安かったのでとりあえず買っておいたもの。
あまり面白くなかった。ゴールドフィンガーがコリアンを手下にしているのはまあいいとして、フォートノックスの町の水道に毒を流す役目がジャパニーズとはこれいかに。プリンスオブウエールズを沈められたのが悔しいと見える。
アイドルワイルド(後にJFKに改名)で飛行機に乗り込む前にボンドが、退屈しのぎにレイモンド・チャンドラーの新作を買うのもいとおかし。自分の物語を読むのは変だもんね。
ゴルフやクルマが珍しかった頃でしょうか。ゴールドフィンガーとゴルフで勝負する場面は、18ホール全部書いてあります。
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