ルナルナは男性こそ見るべき
先日、ドラマ「高嶺の華」を見ていたら、このようなセリフが出てきました。
女は自分の行動をいちいち説明できない。
口から出る言葉は天邪鬼、
言いながら傷ついて言われては悲しんで
でも一人になるとやっぱり泣いてしまうの。
ちょっとめんどくせぇ、と思ってしまいがちなセリフですが、女性は身体的にも自分の行動を説明できない精神状態になることはよくあることなんだろうなぁ、思います。
男性の中には自分の精神状態をコントロールできないこと自体に共感ができない人がいますが、鬱っぽくなってしまった時期くらいはあるのではないでしょうか?それが自分自身の考え方ではなく、身体的に来るものだとしたら心の持ちようでは解決できません。
仕事でも同じだと思いますが、何か問題があるのに自力で解決に繋げられない状態というのはとてもストレスになります。
多くの女性は一ヶ月周期でこの身体の変化に付き合っていかなければならないので、素直に大変だなぁ、と思います。
さて、私の妻はルナルナというアプリを使って生理周期を記録しているそうです。先日見せてもらったのですが、その中に素晴らしい機能がありましたので紹介したいと思います。
それは、今日自分がどんな気持ちの日であるかを教えてくれる機能です。
「今日の指数」という欄です。
占い風の書かれ方をしていますが、自分のデータに基づいて毎日結果が表示されているそうです。今日はどうしても不安定になってしまう日なのか、月に一度の好調な日なのかを教えてくれます。
どうしようもなく辛いとき「その精神状態は身体から来るものですよ」と言ってくれる機能というのはとても心が楽になるよなぁ、と感動しました。もし自分の精神の不安定さが全部自分のせいだ、と言われたら、自分だったらすごくストレスに感じます。
本題ですが、この機能は女性だけではなくパートナーにもシェアできるようになれば良いのにな、と思いました。つまり、ルナルナユーザーのパートナー向けのアプリを作ってほしいなぁ、ということです。
男性側にも女性がどういう心理状態なのかという情報をもらえることで日々の接し方を調整することができます。
たとえば、「今日は自分が家事をする割合を大きくしよう」だとか、「どんな話題をしよう」だとかを考慮することが自然とできるようになれば、確実に家族の日々の生活が良くなります。
もしアプリを開発するなら、女性向けに書いている言葉のままではなく、男性向けに文章を変えたほうがもっといいサービスになるかもしれません。通常のルナルナも、女性に読み物として楽しんでチェックしてもらえるように占い風に書かれているのではないでしょうか。
また、どこまでの情報を、どのような表現でシェアするかは、それぞれの正確、関係によって変わると思いますのでそこはカスタマイズできると嬉しい。
ポイントは男性が自然とパートナーを気づかった行動を取れるようにすることだと思います。気を使いすぎないようにUXをデザインすることが求められそうです。
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