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今週の花 「ダリア」
1.ダリアの花
ダリアはキク科テンジクボタン(ダリア)属の
多年草球根です。
耐寒性は冬は地上部が枯れますが、球根のまま越冬します。
霜が降りない場所で管理します。
もし無理であれば掘り上げておがくずなどに入れて
保管しておくこともできます。
耐暑性は比較的強い方ですが、炎天下だと葉焼けを起こします。
花は梅雨前から咲きますが、気温が上がる真夏は花数が減ります。
主に秋口に蕾を多くあげます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731598638-0Y5WoBk9HfcVrGm4seyTdXlR.png?width=1200)
花色や葉色が豊富で種類も多いので楽しみ方が豊富です。
草丈は20~200cmと種類によって様々です。
矮性のものはコンパクトですが、
それ以外のものは大きく成長しますので、
梅雨前に切り戻すことである程度調整が可能です。
梅雨前に行うのは、
ダリアは茎が空洞なので雨水が入ると腐ってしまうことがあるためです。
土壌は弱酸性、中性を好みます。
2.ダリアとナポレオンの妻
ダリアはメキシコ原産で16世紀にスペインに渡り、
その後イギリス、
ヨーロッパ全土に渡ったとされています。
現存するダリアは全て交雑種、改良種になります。
原種は絶滅してしまったとされています。
美しい花の魅力は歴史上の人物にも
愛されていたようで
フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトの妻だった
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネは
薔薇をこよなく愛した女性でしたが、
ダリアも収集し育てていたそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731600868-RnMCo0Sk5UY3zXbafdZcyrGe.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1731600868-P3UBqyvYAECdXRQG1oDTei54.png?width=1200)
ある日、ジョゼフィーヌのダリアの球根が盗まれ、
その盗まれたダリアがたくさん咲いた庭を見つけたそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731601109-BwUu2A1SMTrhC7a6JFosvHfx.png?width=1200)
ジョゼフィーヌは
窃盗に関わった者たちを
国から追放したというエピソードが伝わっています。
考えてみれば
時の皇帝と近い関係の人物から
大切にしていたのダリアの球根を大量に盗むなんて
恐ろしいお話ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1731602343-7wV3N291bYaWKop6uhPxeFq5.png?width=1200)
真実かそうでないかは
私にはわかりません。
本日のお話はここまでとさせていただきます。
最後までお聞きいいただきありがとうございます。
11月3週目の庭の様子動画
1週間があっという間に過ぎてしまいます。
クリスマスローズの鉢上げがまだ残っていて
やってもやっても終わりません。😭
この週末には終わらせたいと
気持ちだけは前向きですが体が動かないのはなぜかしら。
どうぞ有意義な週末をお過ごしくださいませ。
cat rosesの庭より
パーソナリティーは
cat roseでした。