冬の寄せ植えの手直しと鉢物の管理
年末年始に作った寄せ植え
この冬、庭に彩りを添えるために
寄せ植えを作られたガーデナーさんは多いと思います。
私もセンスのなさがキラリと光る
寄せ植えをこの冬は証拠にもなく
10鉢くらい作りました。
例年に比べても多いなと自分でも思っています。
これには年末から年始にかけて
帯状疱疹を発症し何日も苦しんだことが
原因かなと思っています。
いつもなら山野草のエリアの芽出し確認や、
土を軽く耕して
マルチングを施したりという
庭の作業を行うところですが
それができなかったんですね。
体が回復しだすと
取り憑かれたようにサンルームなども利用して
寄せ植え作りを楽しみました。
庭の作業はままならないけれど
寄せ植えは座って作りことができた
そして出来上がりを見て
楽しむことができる
気が付けば10鉢も作っていた
というわけです。
その寄せ植えですが、
花壇に植え込むのとは違って
限られたスペースに数種類の植物を
植え付けますから、
花が少なくなってきたり
全体的にバランスが悪くなったりする鉢もあります。
これを今の時期に少しだけ手直ししてみました。
寄せ植えの手直し
まず花の少なくなった植物を株ごと抜いて
土も少し取り出して
新しい土を加えて
新たな植物を植え付けます。
抜いた植物は単独鉢で養生します。
今回取り出したのは
夏越ししたスカビオサ、
花付きの悪くなったビオラ、
黄色が鮮やかなビデンス
カレックス系のグラスなどです。
スカビオサは夏越ししたものを植え込んだため
成長しすぎてしまったので
掘り上げた後、
挿し穂を作り挿し芽にしました。
元株もスッキリして元気ですし、
挿し穂で増えてくれると思います。
花付きの悪くなったビオラは
花芽は上がってきていますが、
株の中心部が蒸れて
葉が黄変していたり
小さい葉がたくさん茂りすぎて
密集して窮屈そうでしたので、
単一鉢に植え替えて
丁寧に余分な葉や茎を取り除き
株全体をスッキリさせました。
今は養生中ですが、
なんだか気持ちよさそうに見えます。
そしてビデンスは
それは元気に黄色の可憐な花をつけてくれているのですが、
春はなんとなくパステル調なお花が見たくなるというか、
春らしいなと感じて、
ビデンスの黄色が強調されてしまって
浮きすぎるので取り出しました。
ビデンスは別の場所に植え付けるのが決まっていて
そちらで可愛らしく咲いてもらおうと
思います。
カレックスはグッとシックなトーン
秋や冬に立ち枯れているような雰囲気を
醸し出してくれて大活躍したのですが、
こちらも庭に移動
アガパンサスの根元か、パンパスグラスの株近くに
植え付けようと思っています。
新たに加えた植物は
西洋オキナソウ
クモマソウ
プリムラ
リーフはタイムフォックスツリー
です。
そのほかは単一鉢で養生していた
リナリアや、ビオラを入れ込みました。
少しリニューアルしただけですが
雰囲気はだいぶ変わったように思います。
色のバランスで季節を表現する寄せ植えは
誰でも簡単に作ることができる
楽しい作業ですね。
こんなふうにちょこちょこと
植え替えをして雰囲気を変えていきたいと思います。
文字起こし版のご案内と次回の放送予定
「cat rosesの庭よりガーデニングラジオ」では
皆様からのお便りもお待ちしております
頂戴したお便りは
次週のラジオ内でご紹介とお返事。
お名前は概要欄でご紹介させていただきます。
皆様のおすすめの植物、
また今年育ててみたと思っている植物を
ぜひ教えてください。
次回のstand.fm「Cat rosesの庭より」は
2月9日 金曜日12:00からのレギュラー放送とさせていただきます。
そして「ガーデニング 園芸歳時記」は
2月7日水曜日12:00からとさせていただきます。
X(旧Twitter)、noteからお聴きいただけます
2月に入り、明日は節分ですね。
4日は立春
春の始まる日を迎えるわけですが、
なんだか関東地方は雪がちらつくかもしれないと
いう予報も出ています。
暖かくなさって、有意義な週末をお過ごしくださいね。
寒さの中で、近くの公園をお散歩するのも
楽しいかもしれません。
「音なしに春こそ来たれ梅一つ」
先駆けの春が 見つかるかもしれませんね。
本日もお聴きいただきましてありがとうございます。
cat rosesの庭より
cat roseでした
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