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結婚記念日 濃厚な7年 夫婦ではなくパートナー

本日、結婚記念日…と言っても、なんら変わらないのが私達の過ごし方。

あっという間に7年が経ちました。

とにかく濃厚な7年だったなと、今思えば…。

5月1日の夜中に役所の前で待機。

5月2日の0:00分に入籍書類提出。

係員の方に「なんで今日なの?」と聞かれ、「今日は5(ゴロ)2(ニャー)の日なので」と答えた。

係員の方も…何を言ってるのって感じでしたけど、「猫が好きな2人なのでとりあえず今日にしました」と説明した。

「あ~そんなんだ。え?猫の雑貨店を営業するの?夫婦で頑張ってね」と声をかけられました。

ちょうど7年前に結婚生活とお店の営業を始めた。

営業準備もあって結婚式はお互い納得済で式を挙げなかった。

元々、長く一緒にいたので今更感はあったし、これから大変な年になるので結婚のお祝いなどを出来るだけ開店資金へ回した。

彼女と出会い付き合って10年目で結婚だった。

実はお互い結婚に意味なんかあるのか?と思っていたので、籍を入れるだけと思っていた。

自営業を続ける中で夫婦でないとめんどくさい事も起こるので「とりあえず結婚しますか?」でした。

ただ、後にこの結婚で「籍を入れてよかった」と思える事が多数ありました。

否定的だった結婚は今では良かったと思える。

2人とも結婚に対して良いイメージはない。

私の両親は全く合わない性格で口喧嘩だけではなく、今で言うハラスメントが多かった。

自分の事だけを考えて生きる父と誰かにのために犠牲にする母を見て「結婚観」に歪みの考えがあった。

相方は幼い時に両親が離婚。

シングルマザーで若干「ネグレクト」気味な所で育ってきた相方に、「結婚」とは「」のイメージしかなかったという。

また離れ離れになった父親とは二十歳になるまで会えなかったという。

その頃には彼女の中に「」の姿はイメージ出来なかったという。

そんな二人が出会ってまさか結婚するとは、当の本人達も実は予想もしていなかった。

それも見守ってくれた「亡き母」が同居するなら結婚した方がいいんじゃないと言ってくれたからだ。

結婚して4年後に「母」は膵臓癌発症。

1年の闘病の末、実家で私達夫婦で看取る。

もし結婚していて入籍していなかったら、母の病室訪問や連絡事項も相方には何も権限が無かった。

彼女ではまず重要書類などのサインが出来ないのだ。

役所に行っても夫婦でなければ退席を促される。

彼女と一緒になって良かった部分は「身内という権限」が発生するから本当に助かった。

亡き母も義理の娘を本当の娘のように接し愛してくれた。

また相方も若い頃に実母を事故で亡くしているので本当の母以上に亡き母に最後まで面倒見てくれた。

感謝の7年である。

人の親を最後まで尽くしてくれた事は、おそらく死ぬまで感謝し続けると思う。

そして、何より私の中では誰よりも彼女を尊敬している。

私は意外とお客様前でも妻の事を「感謝」と「尊敬」を言葉にする。

本当にそう思っているからだ。

日本人の悪い癖で「言葉に出さない」人も多い。

人は「言葉に出さない」と分からない事もある。

テレパシーがある訳ではないのだから。

ということで少し早く仕事を切り上げ、夕食へ出かけてきた。

大好きなハンバーグ屋さん「びっくりドンキー」。

ハンバーグディッシュ目玉焼き乗せ 

今日はこれをモチベーションに仕事頑張りました‪w。

特別じゃなくて良い。

お互いが好きな物ってなると「ハンバーグ」。

身の丈にあったものを少し特別な時に一緒に食べるだけで、私達は幸せな時間を共有出来る。

夫婦」というより、「パートナー」。

苦楽を共にして同じ釜の飯を食う。

夫婦でありながら友達であり、兄弟であり、1番の理解者。

私達にとってそれが「結婚」して「夫婦」になるということ。

出逢った17年前とほとんど変わってない関係。

そして…私が馬鹿を見せれるのも…。

2個目ポテサラバーグ(デジャブでは無い)

どうしても食べたくなった、ポテサラバーグ。

これ2個目のハンバーグディッシュです。

途中で苦しくなって相方は前で笑ってました。

こういうところもほぼ変わらない私と妻の関係。

「本当に馬鹿だね」と一刀両断。

この後、数分動けませんでした。

なんらいつもと変わらない結婚記念日でしたが、少しは二人で過ごした思い出になったかもしれない。

あまりにも苦しいのでこのあと運動のため、少しだけショッピングモールへ。

お互いが何か買い合うとかではなく、なんとなく記念に買っておこうと思った雑貨。

水のピッチャーとなんか分からない黄色いトレー購入。

相方はマインクラフトのクジやって喜んでました‪w。

特別じゃない1日。

でも私達には特別な時間。

明日からまた1年一緒に頑張って過ごしていこう。

そう思える「結婚記念日」でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

ご縁に感謝。