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『ゆるい生き方』感想

ゆるい生き方 ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣
本田直之 著
読書期間 2016年8月頃

【この本を選んだ理由】
・『面倒くさがり屋のあなたがうまくいく50の法則』や『レバレッジシリーズ』で沢山この方の本を読んできた。学生の頃、尊敬する先輩から紹介してもらったのが、この著者とのきっかけ。この著者は1年の半分をハワイで過ごしているらしく、私もそんな生活ができたらなぁ、という思いもある。

【感想】
・車を運転していてどうしても急いでしまう人、少しでも前に行こうと車線変更を繰り返し、合流する車には道を譲らない。これではストレスがたまる。しかしこうしたところで実際に短縮できるのはほんの10分程度。【だったら10分早く家を出てゆっくり運転すればいい】
→とろとろ運転してもイライラしないとか、時間も初心者の時があったことを思い出すとか、私でも思いつくが、この10分早く出て〜という発想はなかった。時間に縛られることの多い特に東京での生活にこういう考えが浸透すれば、もう少し暮らしやすくなるだろうと思った。

・世間で言われるワークライフバランスはただ単に「仕事とプライベートの時間を上手に配分する」という発想で終わりがちですが、大切なのは時間のバランスではなく、思考そのもののバランスなのです。
→これができてなかったのかなぁ、、、。携帯電話という生活ライフラインに関わる仕事をしていたからか?オンとオフの切り替えスイッチを使い分けるのがなかなか難しい。

・【ゆるい生き方のポイントは縛られないこと】→まさに、その通りだと思った。多種多様の生き方があるが、他者との比較、周りと同じが好きで安心する日本人、無意識のうちに「こうでなければいけない」という縛りに悩まされていたんじゃないだろうか。例えば、「結婚しなければいけない」「子供を産まなければいけない」「共働きでないといけない」「いい子でいないといけない」「太ってはいけない」など。

・「ゆるく楽しくストレスフリーな毎日」→ここを目指していきたい。

思考編

・【習慣01】楽しいか楽しくないで判断する
①仕事上の問題は「正しいか・正しくないか」で判断する
②プラベートの問題は「楽しいか・楽しくないか」で判断する
→なるほどなぁ、と思った。

・【習慣02】プライベートに論理を持ち込まない
・論理的であろうとするとどうしても感情を無視しがち。「楽しいか楽しくないか」よりも「損得」で優先してしまう→なるほど。。。
・論理性や合理性を考えすぎると他者に寛容でいられないなくなる。
→なるほど。。私の旦那は良くも悪くもとっても論理的だと思った。もう少し「楽しい!」を見つけてもらうための考え方のヒントになった。一方で私は論理的というのが、とても苦手で、やりたいかやりたくないか、などの判断基準で過ごしてきた部分もあった。それゆえ、人に物事をわかりやすく伝えるのが苦手になったのかもしれない。

ここまでだいたい1200字

■前回と同じ1時間くらいでかけるかな、と思ったが、かきたいことが多すぎた。引用も多い。ここまでの記録は冒頭の部分から全体の20%くらいの所まで。

・【習慣03】物事に白黒つけない
・「イエスかノー」「白か黒か」「善か悪か」「勝ちか負けか」という二元論的な考えは実情にそぐわないことがほとんどで、無理に分けようとすると不幸な結果にしかならない。
→前は私も白黒つけたいタイプだったが、いつからかグレーがあってもいいと思えるようになった。100点じゃなくも70点だって60点だっていいと思うようにしている。

ここから2022年9月追記

・【習慣04】ドロップオフのリストを作る
・「やることリスト」よりも「やらないことリスト」の方が大切だ。
・自分にとっていらないものをあらかじめ決めておかないと、欲望が際限なく広がっていくからです。→自分が好まない友人に好かれようとしないことも大切。

・【習慣05】何事も60点主義で考える
・「満点ではなく”合格点”を狙う」「さらに合格点をなるべく低いところ、具体的には60点あたりに設定します。こうすると仮に7割の出来であってもプラス10点ですから、いつも気分よく過ごすことができるはずです。」

・【習慣06】人生を競争しない
・「高度成長期のような「いい学校に入って、いい会社に入って、何歳までに結婚して、子どもを2人つくって、何歳までに家を建てて」という理想のモデルケースは消えてしまったのです」→この競争と同じ土俵にたたないことを決めると生きるのが、少し楽になったと思う。

・【習慣07】物事の「閾値」を下げる
・閾値とは満足に思うための条件
・普段からなるべく自分の閾値を下げる意識を持ちましょう。

・【習慣08】言葉で自分を縛らない
・「〇〇しなきゃ」などと口にすることがないよう心掛けてください。

・【習慣09】会社に縛られない準備をしておく
・会社にぶら下がっていれば一生安泰という時代は終わり。

・【習慣10】場所に縛られない

・【習慣11】忘れっぽい自分を受け入れる

・【習慣12】贅沢品のために働かない

・【習慣13】ムダを削ってシンプルに生きる

・【習慣14】「そういう人」と思ってもらう

・【習慣15】見た目よりも機能を大切にする

・【習慣16】アクシデントを笑い話にする

・【習慣17】「広く浅く」の付き合いはしない

・【習慣18】知ったかぶりをしない

・【習慣19】プライベートは長期視点で考える

・【習慣20】「本当に足りないのか?」を考える

・【習慣21】他人と比較しない

・【習慣22】治療より予防に力を入れる

環境編

・【習慣23】島のライフスタイルに触れる

・【習慣24】ネット環境のないところに行く

・【習慣25】目的もなく海に行く

・【習慣26】睡眠時間より寝つきを大切にする

・【習慣27】蛍光灯を使わない

・【習慣28】公共の場で怒らない

・【習慣29】歩く速度で街を見る

・【習慣30】トレンドに翻弄されない

・【習慣31】五感のすべてをゆるくする

・【習慣32】おいしいものにこだわる

・【習慣33】行きつけのゆるい店をつくる

・【習慣34】趣味を通じて新しい仲間をつくる

・【習慣35】スーツをやめてネクタイを捨てる

・【習慣36】街中でもビーチサンダルを履く

・【習慣37】寒い季節も重ね着をしない

・【習慣38】満員電車を避ける

行動編

・【習慣39】ゆっくり歯磨きをする

・【習慣40】エレベータの「閉」ボタンを押さない

・【習慣41】エスカレーターで歩かない

・【習慣42】扉を開けたまま次の人を待つ

・【習慣43】人が多い場所には行かない

・【習慣44】モノを減らして身軽になる

・【習慣45】貰いものをしない

・【習慣46】車のクラクションを鳴らさない

・【習慣47】プライベートで名刺交換をしない

・【習慣48】敬語と「さん」付けを禁止する

・【習慣49】余計な議論はしない

・【習慣50】何事も子どもとお年寄り優先で

・【習慣51】年賀状を書かない

・【習慣52】お土産を買わない

・【習慣53】冠婚葬祭には行かない

・【習慣54】自己紹介ではハードルを下げておく

・【習慣55】ルーチンの拘束時間を作らない

・【習慣56】ゆっくりを話す

・【習慣57】朝はテレビをつけない

・【習慣58】疲れても完全休養しない

・【習慣59】早寝早起きではなく「早起き早寝」を

・【習慣60】積極的に他者をほめる

(2995文字)


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