金言-1044:負けたら退場です。
内閣府信任案がでましたが16日に解散という風は吹きませんでした。
選挙には「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」との格言があるそうです。
自分なりの商いの現場では目標達成の成否が勝敗ということになります。
勝ちの場合、経営会議で勝因の説明責任は問われません。目標をどのように達成したかその手口の詳細を語るのは、ライバルに手の内を教えることになりますので控えます。そこで勝因を問われたら、皆さんのおかげとか運がよかったとか、理由はよくわからない、不思議だとか簡単に説明します。いい結果には経過説明は不要です。
一方、目標に達しなかった場合、敗因を追求され2度と同じ誤りを繰り返さないことを誓います。敗因は詳細な経過説明を求められます。したがって、どうして負けたかわからないとか不思議だとかいう言い訳は通じません。
負けた理由を共有するという動きは次があるからです。次がない場合は、敗因の説明責任よりも進退が問われます。敗軍の将は兵を語らずです。
最近の敗軍の将は、一縷の望みを根拠にして、負けを認めず兵を語らず、次に勝つことが将としての責務であるといって退場しません。たくさんある目標にひとつひとつ首をかけたら首がいくつあっても足りませんし。
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