#25 法人を設立しました
こんにちは、新築RC不動産女子です。
このブログでは、不動産投資初心者の方々に向けて、新築RC不動産さんから学んだ知識や実践をシェアし、私の経験を元に不動産の世界を30代の女性目線から分かりやすく解説していきます。
前回は、銀行面談が無事に終わり、本承認を得られた時のお話をしました。今回は、次のステップである「法人設立」について私の経験をシェアしていきます。
freeeを使って法人設立
本契約の準備を進める中で、まず法人を設立する必要がありました。
新築RCさんのアドバイスをもとに、私はfreeeを使って手続き。アカウントを作成して、指示通りに進めるだけでスムーズに法人設立が進められました。
定款の作成もfreeeの流れに従うだけなので、とても簡単です。
社名を決める
代表社員を決める
決算期を決める
出資金を決める
作成した書類を法務局に提出すれば、数週間で法人設立が完了します。
設立時の3つのポイント
1. 法人(本店)の住所
法人設立時に決める本店の住所は、慎重に選ぶことが大切です。
私の場合、自宅の近くに融資を受けた銀行の本店があったため、自宅を本店として登記しました。ただし、銀行によっては支店エリア内や車で1時間圏内など柔軟な対応もあります。
その後、私は自宅を売却して引越ししたため、本店移転登記を行いました。移転手続きには思いのほか手間がかかり、新旧の法務局や税務署で書類を揃える必要がありました。ですので、将来的な変更の可能性が低い住所を選ぶと安心です。
2. 役員の選定
新築RCさんから、「役員は多いほど節税対策や経費の幅が広がる」とアドバイスをいただき、家族や親戚に協力をお願いして6名の役員候補が見つかりました。私の事業に賛同してくれてとても嬉しかったです。
しかし、融資を受ける銀行から「役員は本人のみ!」という条件を提示されてしまい、最終的には私ひとりに。銀行によって求められる条件は異なるので、設立前に確認しておくとスムーズです
3. 事業目的の設定
定款には将来展開したい事業内容を全て記載するのがおすすめです。
私は「不動産の売買、賃貸借、管理、仲介、保有並びに運用」をメイン事業とし、さらに4つの事業を追加しました。
しかし、銀行から「融資対象は不動産関連事業に限定」との指摘があり、一部削除することに… 将来事業内容を追加することは可能なので、柔軟に対応しましたが、最初から将来の事業展開を視野に入れておくといいかもしれません。
最後に会社印を作成して提出すれば、法人設立は完了です。freeeや新築RCさんのブログの情報を頼りに進めたので、初めてでもスムーズに進みました。
いざ完成した会社名のハンコを押す瞬間には、「自分の会社が本当にできたんだ」と嬉しい気持ちが湧き上がりました。
会社名の由来
会社名は自由につけられるものだからこそ、私にとって特別な意味を持つ名前を選びたいと思いました。
私の会社は、中学時代にアメリカでの短期ステイ中に出会ったブラジル出身の女の子の名前が由来です。
20年ほど前の話ですが、当時の私は、将来のことなんて漠然としていて、夢や目標なんて何もなかった普通の中学生でした。でも、彼女と出会ったことで、そんな私の人生が大きく動き始めたんです。
彼女は、美しいカーリーヘアーで、おしゃれで、耳にはたくさんのピアス。外見だけ見ると「今どきの女の子」そのものでしたが、実際は努力家で、聡明で、とても真っ直ぐな人でした。同じ英語レッスンに通ううちに自然と仲良くなり、たくさんの話をするようになりました。
ある日、将来の夢について話していたときのこと。彼女はとてもはっきりと、「私はお医者さんになる」と言ったんです。同い年の彼女が、あんなに堂々と自分の未来を語れることが、当時の私には本当に衝撃的でした。
帰国後、その影響がじわじわと私の中に広がっていき、「目的を持つことの大切さ」と「努力することの楽しさ」を実感していきました。彼女がいなければ、きっと今の私はいない。そう思えるほど、彼女との出会いは私にとって大きな意味を持つものでした。
そんな大切な思い出を込めて、私は彼女の名前を会社名にしました。
法人設立が完了し、本契約に進む準備が整いましたが、実は本審査までの交渉は一筋縄ではいきませんでした。次回はその詳細をお話しします。お楽しみに!