「幸福」は他人からは分からない
隣の芝生は青く見えるというが、僕は特にそれを感じやすい。
「嫉妬」とまではいかないかもしれないが、
どうにもこうにも、よその家が幸せそうに見えてしまうのだ。
例えばテレビで一般家庭を訪問し、料理作りを見せてもらったり
家族団らんや子供部屋とかの拝見シーンもあるが、
どの家も、めっちゃ片付いており、まるでモデルルームかと見まごう。
知人のAくん(40代半ば)
僕が講師をしている楽器店から、頻繁に楽器を購入する。
いずれも高級機といった範疇のもので、30万、50万、なかには
100万超のギターも購入している。
家業はあるのだが、おそらく、亡くなったお父さんが市内に
店舗や家屋を多く所有していたので、Aくんも、その家賃収入等で
不労所得を得ているのだと思う。
彼のことも、僕は羨ましく感じていた。
で、今日、ちょっとした用件で、彼の家を訪ねることになった。
そこで見たものは…….
父親に続き、母親も3年ほど前に亡くしており、結婚もしてないので
彼は一人暮らしだ。
その家の荒れてることといったら……
「汚部屋」といってもいいだろう。
そんな中に、垣間見える○十万の楽器達は、とても色あせて見えた。
彼はちょっとアルコール依存の気があって、今日も少し飲んでる
ようだった。
僕は、彼のことを、「お金を持ってる」というだけで幸福だと
羨んでいたのだが、そんな気持ちは雲散霧消した。
もちろん、彼自身は自分のことを「金も自由になり幸福だ」と
思ってるかもしれない。
つくづくと、人の幸せとか、よその「家庭」のことは外からは
分からないのだと再認識した。
昨日からパニクることがいくつかあった。
先日noteにも書いた、スマートリング(運動や睡眠を計測する)
soxai ringだが、気がついたら指から外れていた。
家中探し回り、あげく、メーカーに、事情を説明し、
スマホアプリから探す方法がないか、又、今回だけ特別価格で
再販売してくれないかと懇願のメールを送った。
そして今日は、昨日メルカリで売れたヘッドホン(4万円相当)の
購入者から、「音がおかしい、返品してくれ」と言ってきた。
売ったということは、某の金額を僕は必要としてたわけで、
いきなり返品といっても、予定が狂ってしまう。
これも焦りまくりましたね(T_T)
で、結果だが、soxai ringは思いがけないところから発見し、
ヘッドホンの方は、ケーブルを別のもので試してみたら
ちゃんと音が出たと連絡が来て、2件とも落着した(・∀・)
ADHDの僕は、思いがけない出来事には混乱しまくるのだ。
「どうしようどうしよう」という気持ちばかりが募り、
冷静な判断、対応が出来なくなる。
結果よかったけど、もうちょっと、いい対処法を編み出していかないと
今後の生活も大変だなと感じました。
扉の写真は今日のネロくん。
僕の「幸福」の元です(・∀・)