ブラックジャックで勝つための11のコツ
ポーカー、バカラ、ルーレット、ビデオスロットなどカジノゲームにはいろいろなものがありますが、その中でも人気を集めているのがブラックジャックです。ブラックジャックは何百年も前に誕生したゲームであり、時代を超えて多くのギャンブラーに愛されています。
そして、ブラックジャックはコツをおさえたり、必勝法を駆使したりすることで勝率を上げることができます。そこでこの記事ではブラックジャックをプレイするときに知っておくべきコツについて紹介します。
1.基本について学ぶ
まずブラックジャックをプレイする際には、ルールをよく理解することが大切です。
ブラックジャックはディーラーとプレイヤーの1対1で行われます。そして、ジョーカーを除く52枚のトランプを使用してプレイするゲームであり、配られたカードの合計点数を21点、もしくは21点により近づけた方が勝ちとなります。
ブラックジャックは基本的に1セット52枚のカードを使用して行われますが、オンラインカジノでは2セット~5セットを使用するマルチハンドと言われるものもあります。
ブラックジャックでは、10を含む絵札カードは全て「10」として数えられます。そして、A (エース)は「1」としても「11」としても数えることができ、これは自分の有利になるようにカウントすることができます。他の数字は、数字通りにカウントします。
このように数をカウントして、21点に合計数が近い方が勝利となります。そして、合計数が21点を超えてしまった場合はバーストとなり、その時点で負けが確定します。ディーラーとプレイヤーの両方がバーストしてしまった場合は、ディーラーの勝利となります。また、ディーラーとプレイヤーのハンドが同じ点数だった場合は、引き分けとなります。
これがブラックジャックのルールです。
そして、ブラックジャックには以下のアクションがあります。
ヒット: カードを追加するアクション
スタンド(ステイ): カードを追加しないアクション
ダブル・ダウン:ベットを2倍に追加して勝負するアクション
スプリット:2 枚の同数位のカードを 2 手に分けるアクション
インシュランス:ディーラーの「21」に保険を掛けるアクション
サレンダー:勝負を放棄してゲームを降りるアクション
これらの基本的なアクションをよく理解して、状況に応じてうまく使い分けることがブラックジャックで勝つには欠かせません。
このブラックジャックの基本ルールを確認したところで、ブラックジャックで勝つコツを1つずつ見ていきましょう。
2.ベーシックストラテジーを学ぶ
ブラックジャックで勝つために欠かせないのが、ベーシックストラテジーです。
ベーシックストラテジーとはプレイヤーのカード合計値とディーラーのアップカードから、どのアクションが最も高確率で勝てるかをまとめたもののことを指します。このベーシックストラテジーでは、自分とディーラーのハンドに応じて、ヒット、ダブルダウン、スタンド、スプリットのどのアクションを取るべきなのかがすべて指定されています。これらに従うと、最も勝率が高いアクションをとることになるので、効率的にゲームをすすめられるようになります。
ベーシックストラテジーはいくつかの表にまとめられているので、これをすべて覚えるのは不可能です。ブラックジャックの初心者であれば、この表を手元に用意してそれにしたがってアクションをとるようにしましょう。それだけで、勝率が上がります
3.デッキ数が少ないゲームを選ぶ
オンラインカジノでは複数のブラックジャックのゲームが用意されています。そして、ゲームによって使用されるデッキの数が異なります。
この時、デッキが少ないゲームの方が、オッズがプレイヤーにとって有利となります。また、使用するカードの枚数が少ないと、シューに残っているカードが予想しやすくなるので、カードカウンティングをすることで勝率が挙げることができます。
4.ハウスルールのソフト17に注意
オンラインカジノやランドカジノによっては、ハウルスルールといってテーブルごと、またはカジノごとの特別なルールを設けていることがあります。
そして、ブラックジャックをプレイする際にはソフト17というルールに注意する必要があります。
通常のブラックジャックのルールでは、ディーラーのハンドの合計が17以上の場合、ディーラーはヒットすることができません。しかし、このハウスルールによって、ディーラーがソフトハンド(Aを11とみなしたときの合計)で17の時にヒットしなければいけない、というルールが設けられていることがあります。
合計値が17でディーラーがヒットする場合、ハウスエッジが高くなり、プレイヤーにとっては不利となります。そのため、ブラックジャックをプレイする際は、ソフト17のルールがないカジノやテーブルを選ぶことが大切です。
5.マーチンゲール法は使用しない
システムベッテイングの1つとしてマーチンゲール法というものがあります。マーチンゲール法とは負けた時に賭け金を2倍にしていくというものです
このマーチンゲール法では負ける度に賭け金が増えてきますが、一度勝利した時にそれまでの損失額をすべて取り戻すことができるというメリットがあります。一般的に有効な必勝法として知られていますが、ブラックジャックでマーチンゲール法を使用することはおすすめできません。
ブラックジャックでは負けが続くこともあり、マーチンゲール法を使用すると損失額ばかりが膨らんでしまい、それを取り返せずに終わってしまうこともあります。システムベッテイングはバンクロール管理に非常に有効ですが、ツキがない時に使用するとうまく機能しないことが多いので、気を付けた方がいいでしょう。
また、マーチンゲール法は賭け金が急速に上がっていくので、十分な資金がない場合にも向きません。
6.インシュランスは基本的に使わない
ブラックジャックにはインシュランスというアクションがありますが、基本的には使わないのが鉄則です。
ディーラーのアップカードが「A」だった場合、2枚目のカードが「10」の数字であるかどうかの確率は約30%となります。インシュランスで的中した場合、3倍の配当を獲得することができますが、勝率が約30%であればインシュランスをするメリットはありません。
しかし、カードカウンティングをしており、高い確率で10を引くことが考えられる場合は、インシュランスをしてもいいでしょう。
7.ソフトハンドで17の時はヒット
Aを含むソフトハンドで合計値が17以下の時は、必ずヒットするようにしましょう。この場合、カードを追加した場合でもバーストすることはありません。これは大きい数字が出てしまった場合でも、Aを「1」としてカウントすればバーストすることはないからです。
また、ディーラーは合計値が17未満の時はさらにヒットすることがルールで決められています。自分のハンドが17の場合ディーラーに勝てる可能性が低いので、Aを含んでいる場合はヒットして合計値を21に近づけるのが得策です。
8.8と8の時は必ずスプリット
ハンドが「8」2枚の場合は、合計数が16であり、ヒットするとバーストしてしまう可能性が高いといえます。
スプリットした場合は、「10」が出たとしても最大数は18となりバーストすることはありません。そのため、配られた2枚のカードが「8」だった場合は、必ずスプリットするようにしましょう。
9.Aが2枚配られたらスプリット
Aが2枚配られた場合も、必ずスプリットをしましょう。
Aは11または1としてカウントすることができますが、Aが2枚の時は両方とも1としてカウントするため、合計数は2となります。
この場合、2からヒットして数字を上げていくよりも、スプリットをした方が高い数値を狙える確率が高くなります。
手持ちカードが9・10・J・13~18の時はダブルダウン
ブラックジャックでは、ダブルダウンするパターンが決まっています。このパターンはすべて暗記をしてしまいましょう。
1.ハンドが「9」の場合
ハンドが「9」の時は、ディーラーのアップカードが3~6だった場合にダブルダウンをします。
2.ハンドが「10」の場合
ハンドが「10」の時は、ディーラーのアップカードが2~9だった場合にダブルダウンをします。
3.ハンドが「11」の場合
ハンドが「11」の時は、ディーラーのアップカードが2~10だった場合にダブルダウンをします。
4.ハンドが「13~18」の場合
ハンドが13(Aと2)~18(Aと7)の時は、ディーラーのアップカードが4~6だった場合にダブルダウンをしましょう。
10.感情に左右されない
ブラックジャックをプレイする際は、常に冷静でいなければいけません。負けが続いているからと言って感情を失ってしまっては無謀な賭けをするだけで、どんどん資金を失ってしまいます。頭に血が上っていると感じたら、少し休憩をはさんで気持ちが落ち着いてから再度ブラックジャックをプレイするようにしましょう。
また、ブラックジャックにおいては、ディーラーのアクションの取り方が細かく指定されているため、ディーラーは自分の意志ではプレイしていません。そのため、負けが続いたとしてもディーラーに八つ当たりをするようなことがあってはいけません。
11.資金に合ったテーブルを選ぶ
ブラックジャックでは小額でプレイできるテーブルからハイローラー向けのものまでたくさんの種類のテーブルが用意されています。そのため、資金にあったテーブルでプレイするようにしましょう。資金が十分にないにも関わらず、ミニマムベットが高いテーブルを選んでしまうと、すぐに資金がなくなってしまいます。
また、ブラックジャックをプレイする際は、事前にいくらまでなら使用していいか資金の上限を決めておくことが必須です。上限を決めたら必ずそれを守るようにし、それ以上の金額を使用しないようにしましょう。
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