見出し画像

海外に出るということは「世界を知る」ことだけでなく「新たな自分自身を知る」チャンスでもあるんです。

ご縁があって、『セカチャレ』というコミュニティグループにサポートメンバーとして参加させて頂いている私ですが、この活動に関わり始めてから、海外生活や海外に出る利点を改めて考えるようになりました。

私自身も海外生活が長くなり、出産、子育て、仕事、とこなしている間に、自分自身の変化をそのステージごとに感じます。

日本から飛び出て海外に出るということは、自分自身を高めるという伸び代を伸ばす面だけでなく、

『自分自身がどういう人間』なのか。という自身のコアを改めて発見する良いチャンスでもあると私は感じています。

--

生まれ育った国で生活をしていると、その当たり前さに気付くことはありませんが、国が変わりルールが変わると、買い物をしたり、バスや電車に乗ったり、運転したり、道を歩いたりと、たったそれだけの事で困難にぶち当たったり、嫌な思いをしたり、ビビります…

かくいう私もシンガポールに引っ越してすぐに、500mほど先のお店にベビーカーを押して買い物に行くのに戸惑い、一人で目的のものをスムーズに買えた日には主人に誇らしげに報告したくらいです。

こういった話をすると、「私も最初はそうだった!」と、海外に出てすぐに『まるで自分が小さな子供に戻ったうような、一人では何も出来ないもどかしさ』を感じた事がある方々から共感を頂きます。

出来れば嫌な思いなんかしたくないと誰だって思うでしょう。
しかしながら、こういった場面に直面することで、嫌でも自分という人間に向き合うことになり、そして、そんな時が新たな自分を発見できるチャンスでもあると私は思っています。

その場を自力でどう乗り切るか。

途方にくれて立ち尽くすこともあったし、通りすがりの方の親切に涙したこともありました。

こういう経験が積み重なっていくことで自信がつき、また1つ上のステージに押し上げてくれる、そう感じます。

--

自分自身の新しい発見もそうですが、海外に出たその時に一緒にいる友達やパートナーの新しい人間性を垣間見ることもできるでしょう。

自分が作り上げたものなのか、はたまた、周りが作り上げた理想像なのか、人間誰しも『自分はこんな人だ』との思い込みがあり、同時に周りの人にも『〇〇はこういう人だよね』と無意識にカテゴライズされているのものではないでしょうか。

その昔、成田離婚という言葉をよく耳にしました。
海外に出ると良くも悪くも、「この人、こういう人だったんだ…」と感じる場面が出てくるはずです。
実際に私も「あ〜、こういうことを言うのかな…」と何度か体験したことがありました。

窮地に立たされた時ほどその人の本性が出てくる。

日本では、堂々としていて頼もしく思えていたのに、海外に出ると引っ込み思案になって、困った時も自分から周りの人に聞けない人になっていた。

とか、

日本ではお店の人に対して傲慢な態度を取ったり身勝手な人だったのが、海外のレストランでは店員に対してやたら腰が低くなって優しくなったりとか。

いろんな意味でそのギャップに驚き、今まで見たことのない一面を見て「こんな人だったんだ…」とガッカリしたり、「素敵!見直した!」となったりすることもあるでしょう。

それほど海外で生活するということは未知数で可能性があるのと同時に残酷でもあるのかもしれません。

他にも、

海外に出てやっと自分に自信が持てるようになったという方がいたり、日本では『浮いてる』存在でなかなか馴染める場所を探せなかったのに、海外に出て初めて「受け入れられた」感じがして自分の居場所を見つけた。と自信を取り戻した方もいます。

また、その逆もあり、

日本国内ではリーダー的存在だったのに、海外では空回りし続けて自信を失った方、夢にまで見た海外生活なのに心が風邪をひいてしまって母子で帰国された方などもいらっしゃいます。

しかし、挫折したり心が風邪をひいたとしても、自分を信じて前向きに過ごしていれば、どうになかなるもので、この『どうにかなる』というメンタルこそが考えをフレキシブルにし、その土地や環境にしなやかに順応し、次第に強くなれるものだと思っています。
これも1つのローカライズってやつでしょうか。

(実は私も出だしは結構大変で心が風邪を引きました…詳細をお知りになりたい方は記事最後に貼っているリンクを読んでみてください。)

他にも、自分が差別や区別を受けることで初めて「他人事」でなく「自分事」で考えられるようになりますし、「日本人」として扱われることで自分のアイデンティティーを認識するでしょう。

また、氷点下の中で生活するホームレスの人達を見かけたり、真夜中の繁華街で物乞いをする子供たちを見たりすることで、楽しいことだけでなく、シビアな現実に向き合うこともあるでしょう。

そうして自分が立っているポジションを知り、その場面に自分がどう対応し、そしてそこから「自分には何ができるのだろうか?」と考え視野が広がっていくことでグローバル思考が生まれるのではないかと思います。

--

私が若かりし頃には想像も出来なかったことですが、昨今では様々な方法で世界と繋がる方法があります。

ワーキングホリデーも開始当初はカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国だったのが(と記憶しておりますが間違っていたらごめんなさい)現在では26カ国の国/地域と日本はワーキングホリデー協定を結んでいます。

財団や教育機関のプログラム、企業からの派遣、日本国内から海外の現地企業の就職面接を受けられる時代です。

もちろん海外に出てみたいけれど、様々な理由でそうもいかない方もたくさんいるかと思います。

そんな皆さんに是非!
まずは手始めに『セカチャレ』で世界を感じてみてはいかがでしょうか😊

セカチャレは地球(セカイ)でチャレンジ!を応援するコミュニティ。
世界各国のメンバーが運営しています。ㅤ

⏬コミュニティへの参加はこちらから⏬

様々な国から投稿しているインスタアカウントもフォローお願いします!


⇩こちらもご興味頂きましたら是非⇩

ご縁を頂きまして急遽こちらにもシンガポール中継で参加することになりました!無料チケットもございますのでご興味頂けましたら是非ご視聴ください。


いいなと思ったら応援しよう!

Mihoo: << 日本に本帰国しました! >>
シンガポールにも児童館のような場所を作りたい!という思いから育児支援コミュニティKidsPriorityCafeを発足し日本に帰国後も主催運営しています。頂きましたサポートは有り難く運営費に使わせて頂きます🙏また、コラボ希望も随時受け付け中!お気軽にご連絡ください😃