嫌な人・出来事があった時の対処法
■生きているとどうしても起こる「嫌な出来事」
日常生活を送っていればどうしても遭遇してしまう「嫌な人」、起こってしまう「嫌な出来事」、ありますよね。
「会社で理不尽に怒られてしまった」「同僚から悪口を言われてしまった」
など、人間関係で悩むことも多いですよね。
今回は、私が実際に使用している、「嫌な人・出来事があった時の対処法」をお伝えしたいと思います。
会社内の出来事だけでなく、プライベートで起きたことにも置き換えて対処ができると思います!
■ステップ1:紙とペンを用意(もしくはエクセルの表でもOK)
まずは、可視化していくために紙とペン、もしくはPCでエクセルやスプレッドシートなどの表が書けるツールを用意してください。
頭の中でアレコレ考えているうちは整理ができず、結果として出来事を引きずってしまうためまずは書き出していくことをお勧めします。
ステップ2〜は、こんな風に表にまとめていくと分かりやすいと思います。
■ステップ2:「嫌な出来事」と「その行動をした人」に分ける
このステップを踏むことで、「嫌な行動をしてきた人」の、その人自身を嫌いにならずに済むと思います。例えば、その人が起こしたたった一つの出来事で、その人の良い部分まで嫌ってしまうのは、勿体無いと思います。
また、「自分はこの行動をされるのが嫌なんだ」と客観的に受け止めることができると思います。
例)「同僚だけに伝えていた秘密を社内にバラされてしまった」
↓
「秘密をバラされた」「同僚の〇〇さん」と分ける
■ステップ3:「嫌な出来事」をしてしまった背景を客観的に考える
その人がその行動をしてしまった「背景」「理由」を書き出します。あくまでも客観的になり、自分がその人になりきり、考えてみるのがコツです。
例)「秘密だとは思っておらず、みんな知っているかと思っていた」
「話の流れで話さざるを得なくなり、結果広まってしまった」
■ステップ4:自分が落ち着く背景(理由)を探してみる
書き出した理由の中で、自分が納得できるものを選び、もし自分が落ち着くようであれば、相手を許すフェーズに移りましょう。
■ステップ5:それでも許すことができなければ相手に伝える
それでも許すことができない場合、相手に伝えることをお勧めします。
伝え方は相手に寄り添うことを意識しましょう。何かしらの事情がある可能性もあるので、その行動に至った理由を聞き、再度自分の中で整理しやすくすることがお勧めです。
例)「〇〇さんを信用して秘密を伝えたのだけれど、バラされてしまってとても辛かった。気持ちを整理したいからその行動に至った理由を教えてほしい」
■ステップ6:許せない自分を許す
整理する段階で、「相手を許すことができていない、自分を許してあげる」ということが大事です。最終的には出来事や人を許し、心の負担を軽くすることが必要ですが、焦る必要もなく、「今は許せなくていいんだ」と自分に言ってあげてください。
いかがでしたか?
ここまで掘り下げていく・相手に伝えることができるとかなり整理ができると思います。客観的な見方ができない場合は、信用できる家族や友人に相談しながら整理することも効果的だと思います。
お役に立てれば嬉しいです。