見出し画像

自分の心を見つめるということ

熊本で勉強を教えない個別指導スクール「はらっぱ探究室」を運営するトミマツシホです。このnoteでは、私が日々「学び」について考えていることや、私自身の「学び」について書いていきます。


最近仕事が忙しかったり、体調が良くないせいで、家の中も散らかり、外食が多くなり、とストレスフルな生活を送っていました。すると途端にイヤイヤ期を通り過ぎたと思っていた息子に、イヤイヤ虫が戻ってきてしまいました。イヤイヤ虫の息子の癇癪を受け止めた私は更にモヤモヤイライラ!!
なんという悪循環でしょうか!!!

で、体調が良くなって普段の生活に戻り、私もストレスがなくなってくると息子のイヤイヤ虫も消えていったんですね~不思議~

いま思えば、私は体がきついから息子への対応もおざなりになり、息子はその不満を抱えたまま再度私に何らかの要求をし、そして再びおざなりな対応をされてついにイヤイヤ発動!という見事にわかりやすい構図です。

以前までは、無理して「優しくしなきゃ」とか「ああ、体調悪くてごめんね(でもそもそも息子から移った風邪)」とか思っていたのですが、この前までのストレスの時にふと気づきました。

優しくとか!そんなんムリ!!
私が!いま!辛いんだ!!

と。そしたらすごく楽になりました。
「あ、私、しんどいんだな」と認識するだけ。
状況は変わっていないのですが、自分が何を感じ取ってイライラしてるのかが分かるだけで、「なーんだ、そんなことかー」と受け流せるくらいになったのです。

「メタ認知」ってやつらしいんですけど。

メタ認知は「客観的な自己」「もうひとりの自分」などと形容されるように、現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力である。

Wikipedia

自分の感情を認識したから、何か状況が変わるというわけではないのですが、目の前の状況のとらえ方が変わりました。

しんどいから息子の要求が辛く感じる。(しょうがない)
しんどいから部屋の片付けもできない。(しょうがない)
しんどいから晩御飯もつくりたくない。(しょうがない)

いい意味で諦めることができました。「しんどい」って状況を解決しなければ、風邪を治さないことには、どうしようもないんだと。そして、息子に「風邪をひいてきついんだ~」と伝え、その日はとっとと寝て体力を回復するのに努めました。風邪が治って元気になった今は、私のイライラも息子のイヤイヤも影を潜めています。

実はこのメタ認知、イヤイヤ期の子供にも効果抜群のようで、息子が癇癪おこしたときによく使っていた(?)んですよね(この話はまた次回)
今回は自分の心をメタ認知によって見つめることで、ふっと楽になったというお話でした。ついつい自分の心の声ってないがしろにしがちなんですけど、心を見つめてみると案外ストレスが軽くなるのかも!(結構当たり前に言われている話のような気もする…)

はらっぱ探究室では、お子様一人一人がやりたいことを自分で選び、自分で決め、自分で考え、自分で行動していきます。大人はそのサポートをするのみです。自分の心を自分で見つめるメタ認知のトレーニングも行います。

はらっぱ探究室で一緒に心を見つめてみませんか?
お問合せフォームはこちら



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集