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何度も読み返したくなる大好きnote

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人生で悩んだ時、辛くなった時に読み返したくなる素敵なnoteを勝手にまとめさせていただいてます。
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#エッセイ

「丁寧な暮らし」の“丁寧”の成分はなんなのかを考える

わたしたちは疲れを自覚した「成長」がテーマだった昭和・平成を駆け抜けて来た日本の多くの人々は、疲れてしまったのだと思う。 戦後、とにかく伸び代しかなかった日本は、復興のため、世の先進国と肩を並べたい一心で経済成長を追い求め、モーレツに駆け抜けるしかなかった。まだまだテクノロジーも発達する夜明け前の時代だったから、そうするしかなかったし、その成長はある意味、今の日本で生きる多くの人々を幸せにしてくれたとも思う。 けれど、あまりにも急ぎすぎて、疲れてししまったのだ。 今まで

クリエイターの「決断疲れ」にゾッとした

同僚さんと飲んだ時に、めちゃくちゃ腹落ちする話をしてもらったので、備忘録としてnoteに書いてまとめておきます。「決断」の話。 人は1日の間に「9,000回以上の決断」をする決断、という言葉にすると大層になってしまうけど「お菓子を買うか買わないか」「お昼は外食かオフィスで食べるか」といった細かなことも「決断」とカウントするらしく、これを1日で計9,000回近くしているらしい。 加えて、1日の決断数が10,000回を超えると「決断疲れ」に陥るらしい。決断疲れになると脳などは

全社新人賞に輝いた僕が、その後鳴かず飛ばずになってしまった理由。

こんにちは。 新卒で入社し3年弱ほど働いた株式会社オプトを本日付けで退職し、明日から新しい環境で働くことになりました。 厳しくツラいこともありましたが、就活生が良く気にしている”入社前後のGAP”も全くと言っていいほどなく、人にも組織にも恵まれたとてもありがたい環境でした。 なので、「社内外問わず本当に多くの人と関わることができ、充実した3年弱でした!」という書き出しから、キレイに始めてキレイに締める退職エントリにすることもできたのですが、それだとツマラナイかなと思ったので

「時間の借金王」と「時間の大富豪」

 むかしむかしあるところに「時間の借金王」とよばれている男がいました。なぜ時間の借金王とよばれていたのか? それはその男に関わると、なぜだか時間が奪われてしまうからです。  メールを送っても返事がなかなか返ってこないので、こちらはそわそわイライラして時間を奪われます。お仕事をお願いしても「もう少し、もう少し」と言われ、なかなか完成品が届きません。  だから「あの人に関わると時間が奪われるよ」と噂されるようになり、いつしか「時間の借金王」と呼ばれるようになってしまったのです

「ウサギとカメ」の解釈から思うこと

「ゴールデンウィークは、母の実家である山形に行く」という暗黙のルールが明石家にはある。 母も姉も妹も(父は自由人なのでルール適応外)、どんなに私生活や仕事が忙しくてもゴールデンウィークの2日あるいは3日間は家族のために時間を作り、みんなで揃って祖父母に顔を見せに行く。 このルールは、私が生きている25年間、いまだかつて1度も破られたことがない。3姉妹が社会人になり実家を出て、家族の住む場所は京都・大阪・東京とバラバラになってしまったけれど、こうやって毎年必ず集まれる時間や