八方美人とアサーティブ
総合職で事務も営業もする私は、よく「人当たりが良い」や「営業に対するコミュニケーション力が高い」と評価されます。
側から見れば喜ばしいことです。
先輩キャリアコンサルタントからは、私の仕事に対する姿勢は「アサーティブである」とも言われました。
同業の方はおわかりかと思いますが、アサーションの弊害となるのは「べき・べからず思考」や「完璧主義による失敗恐怖」「自己主張を抑える」等だと考えられます。
私はAC(アダルト・チルドレン)の考え方から、「べき・べからず思考」や「完璧主義による失敗恐怖」があることを自己理解として見立てています。
私が小学生の頃はまだ、教師による暴力はそこまで問題視されておらず、父は酒に溺れ、母や兄弟はそんな父に淘汰され、優秀な姉として機能不全な家族の元内外関わらず恐怖に怯え育ちました。
「期待される私は何事もこなせなければいけない」「これぐらいはできなければいけない」「失敗は許されない」
特に仕事に対しては、昇進が遅かったこともあり何事にも張り詰めた精神状態でのぞみ、評価を勝ち取ってきました。
自己肯定感も低く承認欲求の強い私が、よくキャリアコンサルタントを取得できたなと思います。
とてもアサーティブだとは思えません。
ただの八方美人です。
誰にでも、相手に合わせて気持ちよく接したい。
それではダメですか??
ですが、私はそんな自負している部分が表に出ないそうです。
得していますね。
それも私の長所になりますか??
30代、これからのキャリアはまだ悩んでいますが、同じように悩んでいる方もいるかもしれませんので、明るい話ではないですが残しておきます。
せっかく評価していただいたので、アサーティブなキャリコン、目指したいですね。