説明と同意なき医療行為は怖かったという話
▼こんばんわ。本日は、説明と同意のない医療は怖いというお話を。しばしお付き合いくださいませ🍀🍀🍀
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▼奥歯に被せてある銀歯の中が、虫歯菌にやられたようです。
▼窮余策としまして、カロナールやロキソニンを、容量用法を遵守して飲むなど無駄な抵抗を試みていたのですが、ほっぺが腫れあがってもう限界💊 あぁ、万策尽きました・・・
▼上下の歯が触れると痛いので、口を半開きにしてハフハフ言いながら、その銀歯を施してもらった歯科医院さんに飛び込んだのでした😫
▼十年以上、その歯科医院さんとはごぶさたでした。十年以上歯医者さんに行っていないというのは、健康上も医療保険財政上も非常にいいことだと自画自賛しますが、かつてお世話になった先生は既にお辞めになっておられまして、当時から残っておられる先生は2人だけ、あとの先生は最近こられた方のようでした。
▼十年ものブランクを経てお邪魔した歯科医院さんは、風景はそのままでしたが、お客さんは明らかに減っていました(ゴールデンタイムなのに・・・)。この十年というもの、新型コロナ禍もありましたし、いろいろ大変なのでしょう・・・
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▼さて、私は飛び込みで、古株の先生の予約が取れませんでしたので、初対面の先生に診てもらうことになりました。私よりも少しお若い方でしょうか、何をするにもまったく声掛けをされない先生なんです。
▼前置きなく、いきなり麻酔の注射です💉 注射は全然楽勝なタイプですが、いきなり注射針が歯茎にぶっ刺さるというのは、さすがに鳥肌が🩻🩻
▼かろうじて、針がぶっ刺さった瞬間に「チクっとしますよ~」という声掛けを、なぜか先生ではなく歯科衛生士さんがしてくれました。歯科衛生士さんは、あたかも先生の通訳のようでした。
▼あれれ、なんかやだな~と思いまして、軽いおべっかも兼ねて、私からも話しかけてみるのですが、PCモニターでX線の画像を見ながら「う~ん」「はぁ~」とかいう調子で、会話が成立しません。
▼結局、その先生は銀歯を全部削り取って、歯に穴を開けて当座の詰め物をしてくれたようです。これから何をするのか、いま何をしたのか、今後どうするのかという説明のない医療行為は怖かったです😱 私は、舌でざらざらを確認しながら会計を待つのみ・・・
▼二回目。同じ先生にもう一度お世話になりました。やっぱり、これから何をするのか、いま何をしているのか、今後どうするのかの説明はいっさいなくて、「はい、終わりました」という一言で治療は終わったのでした。
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▼初診の段階で、「この先生はコミュニケーションが・・・」とこちらは思っていますので、何をされるかわからないという不安に輪がかかりまして、「この先生の治療は果たして正しいのだろうか❓」という疑心暗鬼が生まれてしまいました。治療関係のない治療というのは、怖さ倍増ですね~😱😱
▼逆に、歯科衛生士さんのファインプレーに助けられました❗ きっと、歯科衛生士さんは、その先生のコミュニケーションのありようをよくご存じだったのでしょう。
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▼わが事として、インフォームドコンセントの大事さが身にしみました。これから何をされるのか、いま何をしているのかがまったく分からない状態で、歯をキュインキュインやられている間は生きた心地がしませんでした。
▼介護福祉士や看護師などの方々は、利用者さんに対して「●●しますよ~」と言ってから介護・医療行為をされます。それは、丁寧な声掛けであると同時に、インフォームドコンセントという意味合いもあるのでしょう。あらためて、現場実践者の方々をリスペクトすることになりました🌸
▼また、介護福祉士の方々も習得しておられると思うのですが、散髪したあとに、理容師さんが頭を洗ってくれます。このとき、客の頭の上げ下げをうながす掌や指の力という所作も「おおっ、プロですなぁ~❗」といつも感心させられるんです。あれも、声掛けこそありませんが、掌や指の力で頭をどうすればいいのかを伝えてくれるんですよね~👍👍
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▼かくして、私は歯科医院さんには通わなくなりました。早くも、白い詰め物が取れて、奥歯には大穴が開いています。でも、痛みと腫れはすっかり引いてQOLは大幅に向上しましたので、その先生には感謝しています🙏🙏 コ、コミュニケーションだけどうにかしていただければ・・・
▼歯医者さんにとどまらず、どんなサービス分野であっても、5年前10年前に当たり前だった水準や品質を求めてしまうと、逆にこちらの主観的な満足度が低くなるかもしれないですね~💦 ある程度の不便さや不満は、もう当たり前のこととして、いまのうちに適応しておこうと思います😓😓