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言うだけなら知識だけでもOK、でも伝えるためには……
⒈ 「み」える人ですか?
セラピストとして働いている方ならいただくこともあるだろうこちらのご質問に、先日Instagramでおこたえしました。
ちなみに私はオーラも妖精さんも宇宙人も幽霊も小さなおじさんも「なんにもみえない人」です。
だけど「無い」と証明できないものはあってもおかしくないという考えを持っている派です。
⒉ うそはついてないけれど、
そしてなんにもみえないことは事実ですが、人に触れることを仕事としている以上、お身体からの情報はもちろん受け取ります。
それは特別なことではなく、知識と経験から「この部分がこういった反応をされているなら今はこんな感じかな?」とはじき出しているような感じです。
こういったことはどんなご職業であっても多くの方がされていると思います。
ただ、どうしても直接お身体に触れているので、関係がきちんと構築されていない時点ではあまり知られたくないであろうことも、知識と経験からはじき出してしまう場合があります。
そしてそういった事柄について、施術後に
①どのようにお伝えするのか
②そもそもお伝えするのか
と、いつも考えています。
⒊ 言いたいだけなのか、伝えたいのか
言うだけならばたぶん、知識があれば十分。
子どもの頃、新しく得た知識をとにかく誰かに話すような、あの感じですね。
だけど、言うだけではなくお伝えをする場合。
クライアント様に過不足なく伝わるようにするためには知識だけでは不十分で、様々な要素を鑑みてお伝えしないと私の自己満足に終わってしまいます。
⒋ 自己満足で終わらないために
そして自己満足で終わらないためには知性と感性と品性が本当に必要になってくるなあと感じています。
とくに、伝えないことを選択するときに私にとって大切になることは感性と品性。
一時保留も含めてお伝えしないことを選択する場合、私は思考ではなく「なんとなく」で決めています。
そのため、日頃どれだけ自分が物事に対して心を動かしているのか、そして真っ当な自分で在るのかが問われます。
セラピストとしてどうかよりも、まず、一人の人間としてどんなふうに世界と接しているのか。
技術や知識はあるという前提で、そういった部分を大切にできるセラピストで在りたいと日々感じています。
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