見出し画像

母のバスタイム

母がまだひとりで歩け
自宅入浴していたころも

あまり歩けなくなって
デイケア先で入浴サービスを
受けるようになってからも

入浴方法をいろいろと
試行錯誤しました

そしてこれがわが家が最終的に
落ち着いた入浴方法です!

ただこの方法
同性で実の親子でないと
できないですが、、、

同じ家族構成の方の
自宅介護のご参考にしてください!

< 自宅入浴 編 >

母がまだ歩けていた時
自宅で入浴をしていた

ただ一人での入浴は危険なのと
体や髪が洗えないので
娘のわたしと一緒に入っていた

当初、母とわたしは同時に入浴

まずは、わたしが母の体を洗い
母を介助しバスタブに入れ
それから自分の体を洗い
バスタブに入ったら
ほどなく母をのぼせないように
バスタブから出した。

次に母の髪を洗い
母をまた介助しながら
バスタブに入れてから
自分の髪を洗い
わたしはバスタブに入ったら
1分ほどで出て着替えた。

それから母をバスタブからだし
母に洋服を着せ と大忙し

リラックスできないうえに
二人とも忙しくて
クタクタになった

そこで編み出したのが
時間差入浴!

最初にわたしが入浴!
①体を洗う
②バスタブにゆっく~りつかる
③髪を洗う
④母にお風呂においでよ
「コール」をする
⑤ふたたびバスタブへつかる

そう!
つまり母が脱衣所に到着した時点で
わたしの入浴が終わっている状態

母が脱衣所に到着したら
今度は母のバスタイム

⑥母の服を脱がせて
 風呂場へ連れて行く
⑦母の体を洗う
⑧わたしは母と一緒に
 3度目の入浴
⑨母の髪を洗う
⑩母だけをバスタブへ
⑪ここでわたしは
入浴を終え着替えた

念のため母の様子が見えるように
風呂の扉は開けておいた

わたしが着替えおわったら
⑫母をバスタブから出す
⑬母の体をふき
 パジャマを着せ
 髪を乾かした

文字に羅列してみると
何ともせわしないですが
これが絶妙なタイミングで
わたしも母もゆっくり
バスタイムを満喫できた

本当にささいな事ですが、、

< 入浴サービス利用中編 >

母があまり歩けなくなってからは
デイケアの入浴サービスをたのんだ

ただ年末年始など
デイケアの
お休みが続いたときは
わたしが自宅のシャワーで
母の体と髪を洗っていた

そのころ母はもう
介護福祉用具販売で購入した
入浴用の椅子でも
体のバランスをくずしそうな状態

そこで利用したのが
ポータブルトイレ!

座面が低く超安定
もちろん事前に
トイレの中の汚物は廃棄処理!
重いのが難点ですが
風呂場に引きずって持って行き
入浴用椅子として代用した

シャワーだと寒がるので
下半身だけを脱がし
上半身は下着とパジャマままで
髪と体を洗い
終わったらそのままそこで
洋服を着せた

これだと転倒の心配がなく
わたしでも安心してシャワーを
してあげることができた

神経質な方は無理かもしれませんが
ポータブルトイレを入浴用椅子に代用
これって安全!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?