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心に少しゆとりが生まれたかな?と感じた休日

こんにちは!「キャリレレ」です。(自己紹介記事

休日に読書をしながら、ふと気づいたことです。
今回紹介する書籍はこちら。

アート作品を題材に、「自分だけのものの見方」を養うことをテーマとした本です。

各章の中でお題が出されて、実際に取り組みながら読み進めていきます。
美術の講義を受けている感覚も味わえて面白いです。

最初のお題は、こちらでした。
『すばらしい自画像を描いてみてください』
描き方について私からアドバイスは一切しません。
自分なりのやり方で、自分の顔を描いてみてください。

おー、まずは自画像か。
書けるかなー、たぶん下手くそなんだろうな…と思いつつ、
娘が使っているクレヨンとスケッチブックを借りて、描いて見ました。

ここで、この後に続く内容、自分の予想としては、
「自分の顔をじっくり見ると、細かな気づきがある」とか、
「うまく書こうとするのではなく、見えたままに書いてみよう」
といった類のアドバイスを想定していました。

そんな想像をしながら、次のページをめくってみると…

お疲れさまでした。いかがでしたか?・・・といいたいところですが、ほとんどの人は手を動かすことなくこのページに進んだのでないでしょうか?
「いま電車に乗っているから」「鏡や筆記用具が手元になかったから」という物理的な制約を抜きにしても、よほど絵が好きな人やとても真面目な人でもないかぎり、前ページの指示に従って自画像を描いた人は、まずいないのではないかと思います。

13歳からのアート思考 P58:CLASS1「すばらしい作品」ってどんなもの?

・・・そもそも描く人いないんかい!!

まあでも、冷静に考えればそうかもしれない。
本を読む理由は人それぞれですが、手っ取り早く答えをしりたいし、正直手を止めてとなると、面倒臭さもありますよね。

自分も今回は素直に描きましたが、忙しい時・ゆとりがない時だとしたら、たぶん読み飛ばしていたと思います。

でも、今回そうしなかったのは、「心に少しゆとりが生まれた」からかな?と思いました。

この書籍は、まだ読み始めたばかりですが、忙しすぎる現代人に、
ちょっと立ち止まることで気づけることや、すぐ答えを求めるのではなく、自分なりの視点で答えを導くことの大切さをきっと教えてくれるのだろうと感じました。

余談ですが、自画像を描き始めた自分の隣で見ていた娘が、
「やってみるー!」と言って、顔を描き始めたのが可愛かったです。
いつの間にか、それっぽい絵が描けるようになっていて成長を感じました。

こんなちょっとした気づきも、自分にゆとりがあってこそですね。
良い休日を!

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