職務経歴書の勘違いベスト3とは!?
転職活動の勘違いも3回目になりますが、
まだまだ編集中で、どれぐらいのボリュームになるか
検討もつかないまま、まとめています。
さて、今回のテーマは、
職務経歴書は時間をかけたほうがいいという勘違いについて。
職務経歴書の書き方について
職務経歴書に書き方の正解はありません。
職種によって、アピール方法も異なりますし、テンプレートのようなものは、人事はほとんど読まないことを理解してください。
・職務経歴書はプレゼンテーション資料である。
・職務経歴書は自分のトリセツである。
などという人がいますが、大袈裟ではありません。
企業人事の立場からお話をすると、どんなやつかわからないのに、テンプレート型の職務経歴書を出されても、その人のスキルや経験値がどれぐらいなのか、読み解く能力はほとんどの担当者が持っていません。
人材を見抜く目が肥えていないからというのと、採用基準がないため、そこまで深く読み込みません。
人事の採用担当者は会社規模、転職歴だけを見て、担当者へ書類を回すかどうかを決めているだけなんです。
エージェントの経験者が担当の場合は、本当に細かいことまで聞かれることが多いんです。
人推しをすることもありますし、スキル推しをすることもあります。
書類上ではなかなかわからないので、面接の席で一度確かめてくださいという方法もあります。
しかしこれはエージェントを利用している時の奥の手であり、普通に求人広告から応募をしても意味がないかもしれません。
担当者に読んでもらう職務経歴書の書き方
人事に読ませるためにはどうしたらいいのでしょうか。
求人広告のフレームが決まっていて、文字数も決まっている。
書き方は求人サイトやエージェントのホームページに書かれているように、テンプレート型で書いてはいけません。
ストーリー性を重視する場合と実績をアピールする場合と求人サイトを使い分けることをお勧めします。
1つのサイトに集中するのではなく、3つの転職サイトを利用してみましょう。
1つ目はテンプレート型で登録。
2つ目はストーリー性重視型で登録。
3つ目は実績を重視型で登録をしてみましょう。
そこから、応募をしてみて統計数字を取ってみるといいでしょう。
書類選考通過率は10%~15%と仮定した時に、標準値以上であれば、無理に変えることはありません。
標準値を下回った時は、書き換えることをオススメします。
転職サイトへは1週間に1回以上アクセスをして、2週間に1度はプロフィールなどを変更してみてください。
サイトの表示内にある最終更新日が新しい人ほど、多くの企業やエージェントの目に止まりやすくなります。
その中で実際に数値が取れている職務経歴書を面接で使うものに利用してみてはどうでしょうか。
職務経歴書の添削方法
職務経歴書の書き方がわからないという場合は、人材紹介会社を利用してみてもいいと思います。
また、最近では有料になりますが、転職サイトでもレジュメのブラッシュアップをしてくれるサービスが出ていますので、そちらを利用するのもオススメです。
SNSを使っていると、自己紹介欄に連絡先を書いており、無料、有料問わずに添削をしてくれる人もいます。
また、ココナラやストアカなどでも有料で職務経歴書の添削をしてくれるサービスもあります。
ハローワーク、人材紹介会社を利用してもいいのですが、やってくれる人とそうではない人がいるので気をつけてください。
有料のキャリアアドバイス
社会人向けに有料でキャリアコンサルティングをしているとキャリコン仲間に話すと、「怖くないの?」と聞かれることがあります。
お金を取って相談に乗るのが怖いと思うそうです。
大学のキャリアセンターやハローワークの相談員など、利用者は無料で相談できます。
転職エージェントも登録や面談は無料なので…たしかに。
私の答えは「怖くなくはない」です。
とはいえ、ハローワークでもワーキングコーチでも対応はほぼ変わりません。
無料だからと適当に対応しないし、有料だから情報を多く出すこともしません。
変わるとしたら一期一会になる覚悟が若干強くなることです。
ハロワや大学キャリアセンターなら、また来てもらいやすい環境にあります。
しかしワーキングコーチのような有料サービスを何度も利用する方はほとんどいません。
大丈夫です。ファイティグポーズは取ってません。
いろいろ突っ込んで深掘りをして聞いていくことが多く、新しい一面を発見することができるようになりますし、一人でモヤモヤしながら転職活動をするのであれば、一度試してみませんか。
ハローワークや人材紹介会社を利用しても得られないものは、チャットや会話を通しながら、あなたのスキルを言語化して、どのように繋いでいくのか?
職務経歴書の添削は転職活動で書類選考を突破するためには必要ですが、面接まで、内定後のフォローまではしてくれません。
次回は、志望度の高い企業があれば、一極集中するという勘違いについて。
つづく・・・