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門外不出から共有してアップデートをしていく時代へ

ここ20年で大きく変わってきた価値観

社会人デビューをした20年前と今では大きく変わってきている。
それは門外不出だったものが、共有されてアップデートを繰り返し、進化をしていくこと。

昔は、先輩の背中を見て、仕事を覚えろといわれていたけど、最近ではこうしたいと考えているんですけど、別の方法などありますか?とか、こういう方法で読みを上げていきたいんですけど、別の手があったら教えてください。などというように、コミュニケーションを取りながら、目標達成に向かっている。

門外不出で一子相伝みたいなことがあって、それが独自性を出してきていた時代から、成功体験を共有することによって、そこから仮説思考を回していろいろな手段と方法を探り、独自性を出していく時代へと変化をしてきています。

本で読んだこと、セミナーで聞いたこと、同業他社の友人から聞いたことから、どれだけ自分が持っている原体験まで嚙み砕いて、たどり着くことができるのかどうかによって、結果が変わってくるじだいです。

存在価値を示さないと残れない、サバイバル時代

点を打つことを打席に立つという表現をすることがよくある。
その点が線になり、面になるためには、存在価値を示さないといけない。

わかりやすい例でいえば、〇〇といえば××さんというレベルになるまで、がんばっています、やっていますといったとしても、せいぜい身内が知っている程度である。

身内がSNSを使って拡散をしてくれればいいのですが、商売っ気が出てしまったとたんに、火の粉を振り払うように逃げて行ってしまう。

日本人は儲けることに対して抵抗がいまだに根強いというのが現状かもしれない。
村八分から続く、他人が入ってくるとハレーションが起き、弱いものがさらに弱いものをたたく。

産業構造が大きく変わってしまった

産業革命以降の産業体制は工業制産業をロールモデルにしている。
そのため大量生産、大量消費が当たり前だった。
そのため、同じものが世の中にあふれてしまい、希少性、独自性については、二の次になっていて、同じものを持つことで一種のステータスになっていた時代である。

それが2000年前後から大きく変わり始めた。
大量生産、大量消費の時代が終わり、工業制産業のロールモデルから、サービス産業のロールモデルへとシフトチェンジしてきた。

そのため、従来の成功方法が通用することが無くなり、全くのゼロベースからはじまることになった。
過去の成功体験が全く通用せず、多様化していく社会についていけるかどうかが大きなポイントとなる。

独自性を出し、そこから希少価値を見出すことが求められる時代へと変化をしていくことになった。

それによって、グローバル経済の波に飲み込まれてしまって、賃金は横ばい、物価の上昇、デフレがあり、日本は国際競争力を完全に失ってしまった。

GDPも9%から4%に下がり、世界2位のGDPが26位まで下がってしまい、中国にも抜かれてしまい、世界のリーダーシップの主導権を完全に握られてしまった。

女性の活躍社会ということでアベノミクスが発動されたが、世界120位近辺を行き来している状態。

産業のロールモデルが変わったことをちゃんと理解をしておかないと、時代の流れに取り残されてしまうことになってしまう。
時代の流れはこれから早くなっていくだろう。

弱いつながりからチームをつくる時代

終身雇用が崩壊して、40歳を過ぎて出世レースから除外をされてしまうと、いつ早期退職の通知が送られてくるかわからない。
定年まで会社は守ってくれないということ。

ビジネスパーソンゲームの理不尽と不条理のルールに成り立っているのは言うまでもない。

いつ戦力外通告がくるかわからない時代に突入をしている。
学びなおしを今からしておかないと2025年の分水嶺を迎えたときに、多くの人たちが路頭に迷ってしまうことになる。

日本人は1日6分しか勉強の時間がないといわれている。
長時間労働で始発電車や痛勤電車で会社へ行き、終電まで働いているため、家に帰れば、子供の成長も見ることはできないし、寝るだけに帰っているようなものである。

週末になれば家族サービスに駆り出されることになり、勉強をする時間はどんどん無くなってしまうのだろう。

育業という言葉はイクメンと何が違うのだろう!?
男性も育児に参加することはいいことですが、ロールモデルをつくろうと必死になっていないだろうか。

育児休業を取るということは出世レースから外れることになってしまうことに対する不安もある。

そういう不安を払しょくするためには、弱いつながりでチームをつくり、試行錯誤しながらでも実績を上げることが必要になってくる。

小さな成功体験を積み上げておくことによって、副業・複業をしながらそういう不安を払拭していくチャレンジをしていく時代になった。

いろいろなSNSやプラットフォームがあるので、そこで弱いつながりをつくりながら、〇〇といえば××さんというぐらいまで、ブランディング化をしていくことが必要な時代です。

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