他力本願が自力に変わる!?3つのポイント
メンターは出会った人の中にいる⁉
「メンターになる人を紹介してください?」とよく質問されることがあります。
う〜ん、これを聞いているうちはめぐりあえないんじゃないかな?
営業時代にも部下から、「売れる方法を教えて下さい」とよく言われていたことがある。
「そんなことを聞いている以上は、自分を超えることはできないよ。」
と言い続けてきた。
なにが言いたいのかというと、なんで受け身なの?人頼みなの?という視点。
以前にもBlogに書きましたが、日本人は売り込まれることがあまり好きではありません。
売り込まれてきたから、質問をしてみると「おいっ!声をかけてきて、
詳しいことを聞こうとしたら、専門家ちゃうんかい!」とツッコミたくなる
販売員や営業さんって見かけませんか?
千三(せんみつ)の厳しい世界
昔は飛び込み営業をやっている企業が多かった。
会社に対しても、個人宅に対しても同じ。
エリアを決めてその中を効率的に回って、断られることが始まりみたいな営業手法。
決して効果がないとは言わないけど、千三(せんみつ)の世界である。
1000件回って、3件見込ができるという厳しい世界のたとえ。
電話営業も同じぐらい?かもしれないけど、いきなり知らない番号から
携帯電話に電話がかかってきたら、93%はその電話にでることはない。
ましてや会社の代表電話であれば、取り次がれる確率も低くなる。
売れる方法というわけではないが、昔のクライアントから言われた耳が痛い言葉がある。
プロ失格!相手のことを思わない対応
「あんたさぁ、人材ビジネスのプロだろ?そしたら、もっと専門家にならなきゃいかんよ!そして、ちゃんと人の話を聞いて、どう答えたら納得してもらえるかを瞬時に考えんと…」
その通りである。
口下手の営業が売れる理由ってここなんですよね。
ちゃんと話を聞いて、ズバッと一言だけ話す。
インパクトも強いし、記憶に残りやすい。
間も絶妙にうまいし、ポイントを得ていることが多い。
心に余裕があって、ドンっとしているイメージ。
売れない営業は全く逆である。
立板に水のように話す。
聞いてもいないことをべらべら話す。
インターネットに掲載している情報やパンフレットなどに掲載されている情報以外、何も知識が無かったり、比較対象が無かったりする。
やけに結論を急いでいたり、ガツガツしていることも多い。
心に余裕がないから、ポイントがずれているし、どうしても売りつけたいというオーラが出ている。
信用できる人、信用できない人の差って!?
これって、信用できる人、信用出来ない人の境界線だと思う。
信頼できる人というのは無意識に次のことができている。
語られないことを聞くための質問力がある。
先入観を持たずにゼロベースで話を聞くことができる傾聴力がある。
あり方を認めて、褒める事ができる賞賛力がある。
相手の変化を促す事ができる影響力がある。
知らず知らずのうちにちょっとした時間で、この4ステップをやってしまっている。
コミュニケーション能力の根本だったりします。
メンター探しも同じだと考えています。
人との信頼関係が前提としてあった上で、お互いに尊敬ができたり、シンパシーを感じたりする。
それで、腹を割って話そうとする。
本音でぶつかることが出来る関係はそう簡単にない。
人に紹介してくださいという前に、自分自身の行動範囲を広げてほしい。
あえてアウエーに行くことを進めています。
ホームでの戦いは居心地がよく、顔なじみなどがいると、その人達とつるんでしまう。
全く知り合いのいない交流会やコミュニティーに参加をすることで、自分にとってのメンターが見つかるのかもしれない。
受け身で待っているだけでは、何も起きません。
動いて、動いて、自分からメンターを見つけてほしい。