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じぶんの教科書をつくり、アップデートしていく3つのポイント
経験値が違うのでノウハウを公開しても問題ない
私のまわりにいる人は惜しみもなくノウハウを公開する人が多い。
成功体験も失敗体験もいろいろなことを話してくれる人が増えている。
私自身も大した成功体験ではありませんが、その時の体験談であったり、企画書の書き方、社内での動き方などについて、いろいろと話す機会が増えています。
自分のテクニックや勉強方法を教えた場合、いろいろな人から言われることがある。
「えッ!?そんなことを公表してしまって良いのですか?」ということ。
しかしノウハウを公開している人というのは「誰も真似しない」ということをいうだろう。
追いつかれたり、追い越されたりする心配をするということは、自分自身が成長していない証拠であり、現状維持は陳腐化していることを意味していることだから。
常にチャレンジャー精神でうまくなりたいという人が成功をしているケースが多い。
現状に満足をすることなく常に進化をしていくから、追いつかれることもないし、追い越されることもないと考えている。
もし誰かに追い越されたということがわかると、そこが引き際であるというのがセオリーだから。
誰かを羨んだり、妬んだり、嫉んだりする時間があるのであれば、
自分が興味を持っていること、自信をもつことに全力投球をしてほしい。
じぶんの教科書をつくる
社会人デビューをした時の自分がそうだったように、講演会やセミナーに参加をするとたいていの人がわかったという気持ちになってしまう。
そんなことわかっているからもっと違うことを教えてよというぐらいに斜に構える人もいる。
ビジネス研修をやっていると、携帯電話がかかってきて、講演中にもかかわらず、途中退席をする人もいる。
最近では、パソコンとWi-Fiを持ってきて、メモを取るふりして、メールやチャットをやっているから、そういう研修になった時には、次に依頼があったとしても断るようにしている。
貴重な時間を共有したいということで始めているわけであり、それを理解してもらえないのであれば、研修を充実させても意味が無いというのが私のルールだから。
研修の最初にひとこと。「携帯電話はマナーモードか電源をオフにして、
パソコンやタブレットでのメモは禁止しています」と言い続けている理由はそこにある。
こちらが真剣勝負でしゃべる事を生業にしているのだから、それなりに1つでもいいから何かを吸収してほしい。
シンプルに才能、継続力、アウトプットの3つのちからの掛け算
わかったつもりで実践的に何もできないから、公開しても問題ないといえる。
できる人できない人の差というのは、シンプルに2つの力があるかないかの違い。
1つは教えてもらったことを自分なりに解釈して、アウトプットをすることができる人。
もう1つはそれをやり続けることができるかどうかということ。
この2つの力がその差となり、一度ついてしまった差というのはなかなか埋まらない。
そこに才能というものが加わると、絶対に勝ち目がないからである。
だからノウハウを公開したところで追いつかれることはないと言い切れる。
30代に入る頃には自分が何でもやってみるというスタンスに変わった。
やってみないとわからないし、やってみたら意外とフィットすることも多くある。
そして仕事の守備範囲が広くなるのは事実である。
そうしていろいろなチャンスが回ってきた時に、チャンスをしっかり掴むことができたから。
どんな環境で仕事をしているのか、どんな先輩と仕事をしているのかという外的要因もありますが、内的要因として自分が教えてもらったことを素直にやってみるということも必要です。
与えられた環境でどのようにしていくのかということがわかると、窮屈な部分もありますが、その部分だけに特化をしてやることになるのでエキスパートにもなれる。
地道にやり続けることがデキる人が成功をする。
周りの人に助けられたり、助けたり
自分だけで、自分の能力を高めることは難しいことです。
自分のノウハウを伝える事によって周りの人が成長をしていき、自分も成長をしていくことができる。
ノウハウやテクニックを公開している人は切磋琢磨できる環境に持って行っていることもあります。
だからこそ、そこまで教えていいんですかというレベルまで教えることができる。
そういう人たちに助けてもらうことが多いですし、自分もアウトプットをするようにしている。
ソーシャルネットでもいいし、ブログでもいいし表現の仕方は自由である。
教えてもらったら一度自分でしっかりと噛み砕いて、自分の経験などに照らしあわせて、アウトプットをしていくことができるのであれば成長する事ができるでしょう。
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