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本命企業に絞りこむ!?資格取得が転職に有利になる!?勘違いとは!?

色々なことを書いてきましたが、今日のテーマはこちら。

一本化することの勘違い

志望度の高い企業があれば、一極集中するという勘違いについてです。

これは昔からよくある勘違いです。
理由は次の通りです。
1つは並行していると企業を断るのが面倒臭いから。
もう一つは並行しているとどの企業を優先していいのか、優先順位をつけにくくなってしまう。
だいたい2通りになります。

転職の不変の法則があって、10社応募します。
面接が組めるのが1〜2社。
30歳を過ぎるとアベレージになる数値。

職種にもよりますが、エンジニア、医療従事者などは、引く手数多である職種もある。

20代については未経験でもポテンシャル採用という枠があるため、
この数値は変わっていく。

面接の通過率は50%と仮定すると、2次面接まであるとすると、応募数は20社から30社応募して、1社内定をもらえるレベルである。

20代の場合は、即断即決する企業が多い。
どの企業もボリュームが少なく、素直で謙虚な人材を育成するのが
企業の命題になっているから。

選択と集中は必要になると思うが、インターネットの転職サイトや、
エージェントを利用して、どんどん応募をしていくことをオススメする。

面接の印象で優先順位が変わったり、色々な情報を検証することで、日々ランキングが変わっていく。

そうした時に、集中をして1社、2社しか残っていない状況で内定をもらったとしても、納得がいかない部分が出てきたら、時間だけがどんどん過ぎてしまう。

一極集中をしてしまうと、納得のいく会社が見つからない場合には、
時間がどんどん過ぎてしまったり、なかなか決まらないのが現状になる。

応募のマネージメント、スケジュールのマネージメントができるのであれば、複数社並行して受けてほしい。
オファーレターをもらってから断ればいいのだから。

オファーレターを断ってもいいんです

断ることが非ではない。
企業も応募者も同じ目線で、判断をしていかないといけない。
決断は大事なものを決めるのではなく、いらないものを外す作業である。

人材紹介会社がかかわっている時によくあるのが、内定後数日で決断をしてくださいといわれてしまう。

理由はたった1つ。
自分の数字になるかならないかという瀬戸際であるから、ゴリゴリのぐろーじんぐをかけてきたり、内定承諾書にサインをもらうまで帰さないとか、その会社のカラーが出てきてしまう。

電話、メールはしつこいぐらいきますし、断ったとしても納得ができないからいろいろと理不尽なことを言ってごねる担当もいるので注意してください。

余裕のないクロージングをしてくるというのは、数字のためにあなたの内定承諾をもらって、売掛金をつくりたいというのが信条である。

内定承諾書にサインをしたからといって後日断ることも可能ですから、その点は安心してください。

私がクロージングをするときには、まずはパートナーとちゃんと相談をしてください。そして会社へ退職届を出してください。
その反応をしっかりとみるために、1週間の時間は必要かと思いますので、その間にしっかり、自分自身はもちろんですが、パートナーや周りの人に対してきちんと話をしてみてください。

そこで反対されて心が揺らぐのであれば、今の仕事を続けてもいいですし、この会社をお断りして、転職活動を再始動してもいいですよ。
これからの未来に対してご自身がしっかりと納得できる形で考えて、答えを出してもいんですよ。

納得ができる転職の場合については、環境適応能力があればすぐになじむことができるようになり、結果を残すことができるようになっていきます。

逆に納得ができない転職の場合については、他責にする傾向が強く、聞いていた話と違うとか、業務内容が広すぎる、家族の介護などを理由に退職をしていくことが多い。

人材紹介会社経由で入ると、トラブルになり、返金騒ぎになってしまう。
こういう光景を何度も見てきているからこそ、無理やりゴリゴリのクロージングをかけても意味がないということがよくわかります。

資格を取ると転職が有利になるという勘違い

これは本当です。
新卒採用の時に簿記、秘書検定、TOEICなどの資格取得を目指す学生さんが多い。

中途採用でも資格取得をすることが転職にも有利だと思い込んでいる人が多い。
自分のキャリアと資格がイコールにならないと、資格取得の意味が全くない。

よくあるのが、この資格を取ると就職に直結するとか、就職、転職活動が有利に働くなどという触れ込みで、いろいろな資格を取得してみたけど、仕事に直結をしないということも多い。

年齢を重ねた業界未経験者ほどリスクな採用はない。
日本の企業のほとんどの賃金体系が年齢と学歴で、基本的な部分が決まってしまうことがある。

スキルがあると判断をしたり、前職の給与などを参考にして給与テーブルを決めることがある。

業界未経験者と経験者が同じ年齢で2人いたら、経験者を採用するのがリスクが小さくてすむ。
なぜなら、教育研修をする時間が少なくて済むことがあり、すぐに業務に対してプラスになるということも言えるだろう。

未経験者を採用する場合、給与水準が安いメリットはあるけれど、戦力化するまでに時間がかかってしまう。
2人でできる仕事を3人かかりでやっていたり、生産性と効率化が悪化してしまうことになるから。

これからグローバル化が進むことによって、英語が必須になる時代はすぐそこまで来ている。
だからTOEICは取っておいて欲しい。

英語が喋れる、読める、書けるのであれば、問題がないが、たいていの場合は留学経験者か帰国子女かである。
その次に中国語、フランス語など第二外国語を学んでもいい。

語学がわかればコミュニケーションを取れるから、どんなことも困らなくて済むだろう。
好きな国の言葉を覚えればいいと思う。

経理関係であれば、税理士、簿記など、人事であれば衛生管理者、キャリアカウンセラーなど仕事に直結するものを勉強してもいいでしょう。

企業によっては資格取得をすると、資格手当を支給してくれる会社もあるので、人事制度をしっかりと読んでみましょう。

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