知らないとヤバい!?ホワイト職場VSブラック職場の天下分け目の8つのポイント
弱いものを更に弱いものを叩く
いろいろな企業でコンサルタントをやっていると気づくことがあります。
会社全体で弱いものを更に弱いものが叩く事によって起きる離職の連鎖。
入社する人達を不幸にしているということに気づいていません。
話を聞いていくと、キレイ事を言われてもうちのやり方はすぐには変えられない。
自分たちが育ってきた環境がそうだったから、そのままやっているというのが現状です。
ハラスメント系で訴えられるリスクがあるということに気づいていない。
自分たちが正しいと思っていることが間違いということに気づいてほしい。
ハラスメントが起きる原因としては信頼関係が構築されておらず、主従関係になっていることが多い。
役職があると権力を持っていると勘違いしてしまう。
下から自分のポジションを虎視眈々と狙っているということがわかると、伸びる芽をとる上司がほとんどだ。
そういう人は自分のポジションを守るためには、平気で黒を白、白を黒ということが当たり前だと思っている。
夕方になると、役職者が部下を怒鳴りつけている光景を目にしたり、最近では残業禁止ということもあるため、怒鳴りまくっている。
怒鳴りまくっている職場環境はのびのびと仕事ができないことが多く発生してしまい、上司の顔色見ながら仕事をするため、効率も悪くなるというのが現状。
これから転職をする際に職場見学をさせてもらうように、内定をもらったあとに交渉することをオススメしています。
なぜなら次の8つのポイントをチェックしてもらいたいからです。
そうして不幸な会社に入社をするのであれば、この時点で断ることができれば、気持ちを切り替えて転職活動を続けることができるでしょう。
1:仕事に意義をみいだせるか
目的や意味を感じられれば、毎日、前向きに出社できる。
一方、仕事に意義を見い出せないのであれば、速攻で疲弊しそうです。
前向きに仕事ができることは素晴らしいことですが、後向きに仕事をするとミスが出やすくなります。
精神的にも追い詰められていうため楽しさがなくなり、苦痛になってしまいます。
2:生活がカツカツにならない給与が出るか
旅行に行ける、飲み会に行ける、適度に買い物ができる、将来への貯蓄ができる。
年収ダウンの可能性も含めると、最低限そこは死守したいけど、一度上げた生活レベルを下げることができるかどうか。
家族がいる場合、世帯年収を下げたくない場合など嫁ブロックが炸裂するケースでもある。
3:長期間、長時間働くことがないか
短期間、長時間働くのは文化祭みたいで楽しいけど、長期間、長時間働くとQOLが下がってしまう。遊びにも行きづらく、家族・友人関係にも悪影響が出るだろう。バランスの良い労働時間で、オプショナルに長時間働くことを選べるのが最高。
4:休みたいときに休みが取れるか
友だちに旅行に誘われた、親友の結婚式、年に1度の結婚記念日、子供も行事日など私情で休みを取りたいときに、スムーズに休みが取れないとストレスが溜まる。
また、子供がいる人に取っては急に体調不良を起こしてしまったり、保育園や学校から連絡が来ることもある。
そういうときに半休が取れることも必要だろう。
5:コミュニケーション量が多い
喋る量が少ないと、ウサギじゃなくても、普通に寂しくなる。
職場の仲間同士、適切にコミュニケーションが交わされている会社や部署を選びたい。
6:怒鳴る、詰める文化ではない
極度のM気質でない限り、怒鳴られたり、ツメられたりして楽しい人はいない。
人間、常に完璧にはいられないから、なるべく穏やかな人たちに囲まれていたい。
よくあるのが責任者が部下を怒鳴りつけている。
何分も立たせてネチネチと嫌味をいったり、攻め立てても始まらない。
管理職は部下の失敗を拭うことができなければ意味がないから。
こうなると全体の意識がビビる形になり、大きなことができなくなる組織のイップス状態に入り込んでしまう。
7:事業が右肩上りになっているか
停滞している事業はチーム内の雰囲気が暗くなりがち。
多少忙しくても、右肩上がりの場所に身を置いた方が前向きに過ごせるだろう。
8:満員電車に長時間揺られなくても通えるか
通勤時間が長ければ長いほどもったいない。
ストレスを溜める原因にもなるので、できるだけ会社の近くに住みたいものです。
社内ルールで最寄り駅から3駅以内なら家賃補助ありとか、家賃補助制度があると助かる。
並べて見てみると、これらが守られていれば、心から幸せになれるかはわからないけど、まぁ楽しくはやっていけそう。
逆に、これらが守られてないと長くは続かないのかもしれない。
書きながら、「最低限不幸せにしない × 自分たち独自の楽しい状態を作れるように試行錯誤する」が、最高の職場を作るカギな気がしたので、「最低限不幸せにしない」を死守しながら、いろいろ私らしい打ち手も考えていきたい。