弱いつながりを大切にする!?3つのポイント
これからの転職活動は大きく変わる!?
今までの転職活動というと、インターネットの転職サイトへ登録をしたのちに、膨大な求人広告の中から、上場企業、成長産業、職種、年収などの条件を加えていきながら、企業へ直接応募をするか、人材紹介会社を利用しての転職が9割。
転職サイトに登録をしたところ、スカウトメールでメールボックスがいっぱいになってしまったり、無味乾燥のスカウトメールが送られてきてうんざりすることもよくありました。
また、知らない番号から電話がかかってくると、実に93%の人が折り返し電話をしないという統計がある。
人材ビジネスは電話連絡をして捕まえるというのが基本になってきていますが、SNSを効率的に利用することでもっとシステマティックに面談日の連絡のやり取りができるのではないでしょうか。
スケジュール調整をするためのツールやアプリがあるわけですから、電話連絡やメールでの連絡になるとリアルタイムで取れないため、時間がかかり、スケジュール調整が難航することになります。
これからの転職活動は大きく2つの流れが出来上がってくるのではないかと推測をされており、人材ビジネスの市場規模が縮小していくのではないかといわれています。
退職者を中心に弱いつながりをつくる!?
最近、マスコミでも取り上げられていましたが、リクルートが退職者とのつながりをシステム化しはじめています。
リクルート出身者の場合、独立するケースも多く、他の会社で経験を積んで戻ってきてほしいというのが本音かもしれません。
常に進化をし続けるためには、他のいいところも吸収をしていきながら、進化をさせることが求められる時代です。
リクルート出身者は自力型の営業が多く、読みも深いため、数字をつくるためにはどう動いていくのかなど、細かい指示をしなくても数字を上げやすい傾向があります。
理詰めの論理で育ってきているため、仮説思考がすぐに回せることはもちろん、数字の読みしかり、根回ししかり、決裁者のポイントをしっかり押さえており、ビジネスが最短距離で進む可能性が高い。
リクルート出身者が市場に出てくると、人材ビジネスはもちろんですが、企業の人事もスカウトメールを送ります。
実際に仕事をしてみないとわからないのですが、ビジネス神話の則って判断をする人が多いのも事実。
SNSの弱いつながりでスカウト!?
SNSを見ていると退職エントリーという名のブログを書くと、いろいろな企業からDMが来るということもよくある話です。
退職エントリー書きました~!とSNSで書き込む人が最近増えています。特に12月、3月、6月、9月の4カ月は特に増えてきています。
そういう記事を見つけると、人材ビジネスの営業担当やアドバイザー、企業人事がここぞとばかりにDMを送ってくるケースがあります。
コミュニケーションを取っている人であれば、問題はありませんが、いきなりDMが来ると少し構えてしまいます。
人材紹介会社についてもスカウトメールでは限界を感じており、退職エントリーを見つけたらDMを送ってくるのですが、その人のSNSを見にいくと、見る専門のアカウントであったりすることが多く、この人信用できるかな?という感じになってしまいます。
DMなので直接的なつながりがないと、人材紹介会社のブランドに傷がついてしまっていることに気づいていません。
書類選考を依頼していても返信がないのが9割あります。
そういう人なんだろうなぁ~と判断をされてしまうと、ブロックするのはもちろんですが、その会社の人全体のイメージを失墜させることに気づいてません。
点が線になり、線が面になるとき!?
毎日発信をしている人が最近増えています。
がんばっています、やっていますというのは身内の評価であり、市場の評価ではありません。
〇〇といえば、××さんといわれるぐらいまでのレベルに達するまで、時間がかかるのはもちろんですが、正しい方向で正しい努力をしなければ意味がありません。
結果を得ることを焦り過ぎると、少しやってはあきらめてを繰り返すことになり、何も身につかないことになってしまいます。
1か月、3カ月、6か月、12か月と続けられる人は少なく、いいねがなくてもフォロワーさんがしっかりチェックをしているので、認知をされやすくなります。
認知をされることになったら、そこから拡散をしていくことになるわけで、そこで集客できるかどうかがポイントになってきます。
ファンになってくれる人は、そのうち上位10%ということを考えるとその10%のつながりがまた動いて、連鎖していくことによっていろいろとチャンスが広がっていきます。
ファンベースをつくっておくと弱いつながりから、新しいことにつながっていくチャンスもあります。
スキマ時間に発信する癖をつけておくといいのではないでしょうか。
戦う場所をどこにするのか、時代を追わずに自分が戦えるSNSを見つけ出すことができたら、それだけでもチャンス増大です。