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知らないとヤバい⁉ちくしょ~っ!転職だ~!が正解ではない3つの理由


「生きる意味」を探すU-30、Z世代

燃え尽きてしまうビジネスパーソンというと、ミドル・シニア世代が多いイメージが多いけど、最近ではU-30、Z世代も増えている。

やる気に満ち溢れ、力を発揮していた若手が、突然燃え尽きたかのような意欲低下を示すことがある。

それが早期離職につながることもある。

そこにはどんなメカニズムがあるのだろうか?
管理職が些細な変化に築けば、早期離職を防ぐことができるのだろうか?

燃え尽きてしまうのは、個人差があるけど3年目を迎えたビジネスパーソンが最近増えているから不思議である。

どうしたらそういう状況を抜け出すことができるようになるのだろうか。

新卒で入社したころを思い出すと、覚えなければならないこと、勉強しなければならないことだらけで、そうしたことに追われているだけで日々の時間が過ぎていく。

目新しいことばかりで緊張感があり、立ち止まって振り返るような気持ちの余裕もない。

少しずつ仕事を覚えていくと、徐々に周りを見渡せる余裕が出てくる。
目新しいこともなくなり、緊張感が薄れるとともに、自分を振り返る余裕が出てくる。

そんなときに“燃え尽き感”が襲いかかってくる。
それが早期離職のきっかけになる。

最短距離で成長したかった

新卒3年目の25歳男性ですが、仕事に対する燃えつき感があり、このままここで出世を目指すのか、他社に転職をしてやりがいのある仕事を見つけるかで迷っています。

Z世代の人たちの特徴として、時間を無駄にしたくないということで、1時間番組を約6分の10倍速でみたりする。

ネット番組の場合、広告CMがないので1時間番組が45分前後と15分短縮することができる。

Tictokでバズることができた芸人さんと一発屋といわれた芸人さんでは、そのスピード感が数十倍違う。
それだけ消費されるスピードが速くなっている。

最短距離で最大の効果を得るために詰め込み過ぎるところが共通点。

スケジュール調整をする際にパンパンのスケジュールより、6割ぐらいで調整をしておくことがいいと昔の上司に教わったことがある。
スケジュールに余裕があると、差し込まれた要件や優先順位の高いものに対して対応をすることができる。

モヤキャリ相談室にお越しいただいた方で、社会人3年目のY・Mさんは当時を振り返って、「以前は仕事に対して、自分で言うのもおこがましいですけど、人並み以上に意欲的に取り組んでいたと思います。休日も自己研鑽のための勉強に追われることもあり、過労気味になって、ほんとに大変だったんですが、嫌になることはありませんでした。今思えば、きっと充実していたんでしょうね」と振り返った。

誰もが通る、3年目の壁

「3年目になった頃から、何だか仕事に対する意欲が急速に薄れちゃったんです。仕事に慣れてくると、そう目新しい課題にぶち当たることもない。明らかにラクになってきた。でも、ラクになってきた半面、刺激がないというか、緊張感がない。なんか惰性で働いてるような感じで、どうも気分がスッキリしない。そんな状態になってきたので転職サイトを見て、転職をしようと考えるようになりました」と続けた。

その話を聞いて「今の仕事楽しいですか?」と質問をしてみると、「う~ん!?楽しい時もあれば、楽しくない時もあって、楽しい時はいろいろな刺激があって、生きる価値を見出しているのかもしれない。逆に楽しくない時は刺激がないから、楽をしてしまっているという罪悪感が大きい」と話してくれた。

「この問題は転職をして環境を変えたからといっても、同じことを繰り返してしまうリスクが高いよ。」
「えっ!?何でですか!?」と私の顔を覗き込むように突っ込まれたのを覚えている。

「仕事に対しての不満であり、人間関係や対価の対する不満ではないでしょ。仕事の中に新しい発見があって、心地いい緊張感があって、刺激があれば成長を実感することができるのだから。」というと、表情がくもったことを思い出す。

「仕事に対する姿勢が問題であり、そこを違う視点で見ることができたら、新しい事業や社内でも大きなプロジェクトを任されるようになるんじゃないかな?」
「慌てて転職をして、ゼロから信用と信頼を勝ち取るまでは、どんなことでも刺激があって楽しいけど、そのあと仕事に慣れてきたところで転職をするということを繰り返すと、キャリアアップというより、キャリアの現状維持って見えてこないかな。」と私が諭すように話した。

意味を見失った状態では、どうしても仕事に前向きに取り込む気持ちになれない。

どうしたら自分の日常を、日々の仕事生活を意味づけることができるのだろうか。

そのような相談を受けることがあるが、仕事生活の意味づけの仕方には色々ある。

自分が担当している仕事が社内でどのように必要とされ、どのように貢献できているかを確認することで、仕事生活に意味を感じることができ、前向きになれたという人もいる。

人それぞれにやり方も結果も違うもの

キャリアをイメージする時にいつもの話をしていることがあります。
就職、転職をする会社で誰とどういう仕事をしていくのか?ということです。

会社の規模や年収などに目が行きがちですが、実はどんな仕事をして、どんな経験をしてきて、今後どうなりたいのかを考えてほしい。

過去、現在、未来をつないだ時に、あなたのやりたいこと、できること、やらなきゃいけないことがどんどん出てきます。

電車やバスなど公共交通機関にも行先があり、始発や終点があるように、キャリアについても目的地が決まっているから最短距離で向かうことができるようになります。

モヤキャリでは目的地を決めて、最短距離で向かうことはもちろんですが、それがのちのあなたのキャリアとしてプラスされることになるでしょう。

モヤキャリで不測の時代に備えてほしい
転職しようがしまいが、自分がどの看板を背負うのか?
どの看板を背負ったほうが自分のやりたいことができるのか?

ここを真摯に考えるべきです。

考える問いはシンプルなんです。

『自分は今、やりたいことができているか?』

この問いに対してYESといえるならば素晴らしいことです。
そのまま行きましょう。

NOならば、これはすぐに準備に入らなくちゃいけない。
今の仕事が順調でも関係ない。

その順調さは自分が「強く、賢いもの」だから生まれているだけであって、変化に対応できているとは到底言えない。

やりたいことは言葉に定義しなくちゃいけない。
その言葉は、力強く、人を巻き込むパワーがある。
だからパンチが効いてて、切れ味があり、ワンフレーズで覚えられる聞きやすさがあるもの。

だから人々の注目を集め、期待値が高まる。

自分のやりたいことを明確にできる人はいつの時代も、どんな変化が起きても大丈夫です。

だって、その言葉に人々が注目し、リソースが集まってくるから。

これが一番変化に対応しやすい形です。

環境がどんなに変化しても自分のやりたいことが明確であれば、変化に対応できると思っています。

『自分は今、やりたいことができているか?』

これを言葉にできているか。
つかみになっているか?
構想を話しただけで「面白そう」って言われているか?
お金を払ってもらえるものになっているか?

キャリア相談は平穏無事な時にやっておこう!

キャリア相談って転職の時に考えるものじゃなくて日常なんですよね。

今回の新サービスは文字で残していくことを踏まえて、チャットを利用してやっていくことを考えています。

WEB面談でやることも検討をしたのですが、記憶の定着がない事や都合のいいように解釈をしてしまうことで、コミュニケーションの齟齬が発生するのを防ぐ目的があります。

文字化しておくことによって振り返りもすぐにできる特徴があり、コミュニケーションの齟齬が発生しにくいというのが理由です。

オプション(別途料金)でWEBでの相談も用意させていただきますが、フィードバックレポートもつけておきたいと思います。

毎回少人数の募集として、不定期に募集をさせて頂きます。
定員に達した場合については申し訳ございません。
限られた時間で本気でおひとり、おひとりと向き合いたいと考えているため、あらかじめご了承をいただけますと幸いです。

モヤキャリ相談室のきっかけは!?

人材紹介会社での経験や企業人事の経験でキャリア相談について大きな疑問を持っていました。

本来のキャリア相談って、転職ありきじゃなくて『私ってこれからどうすればいいですか?』に対して客観的な立場からアドバイスできることじゃないかなぁ?

これからの時代はいい意味で会社を利用して、自分のキャリアを作り上げていく時代になったと。
過去の成功体験や価値観が全く通用しない時代になったと、私はこれが本当のキャリア相談だと気づきました。

転職ありきでその人の可能性をつぶしてしまう案件を紹介して、入社させることではないということ。

あなたが一番大切にしていること、未来のイメージについてとことん聞いて、目の前の人を見て、長所をひっこ抜いて、コピーつけて、テストマーケさせて自分らしい仕事を見つけ出すお手伝いをすること。

また、履歴書、職務経歴書を見ながらヒアリングして、その人のキャリアのハイライトを指定して、文章の添削をして、面接のアドバイスして
一番その人が口ごもる部分を先に突っ込んで一度絶望してもらって、本番の転職面談よりもシビアな現実を突きつけること。

さらに、旦那ブロック/嫁ブロックがあった場合、キャリア相談しながら夫婦関係も同時に好転させることなどなど。

キャリア相談とは、生き方相談
相談に来たからにはちゃんと応えたいし、変に遠慮して接するのは失礼ですよね。

有料にしている理由としては、きちんとお応えをしたいということはもちろんですが、寄り添いながらも最適解を見つけるために一緒に考えることを大切にしています。

不必要に厳しいことを言うつもりはないけど
・もういい歳だし…
・子供がいるから…
・転職の回数が多くなったから….
・親の介護があるから…
・家のローンがあるし…
こんな注釈を感じたら
遠慮なく突っ込ませていただき、
「そもそもあなたはどうなりたいの?」を
再定義させていただくような
そんなキャリア相談をしていこうと思っています。

転職をしなくても現職で、
または、副業、兼業することで、
あなたらしさを追求しながら、
一番輝ける方法を一緒に探します!

WEBセッション、メールセッションから選択をすることが可能になります。
話すことが得意、話しながら整理をすることが得意な人はWEBセッション。
書くことが得意、書きながら整理をすることが得意な人はメールセッション。

WEBセッションについては、表情、間合い、抑揚がわかるため、的確にわかりやすい。

温度も感じることができるので、すごく的確にお話をすることが可能になります。

文字でのコミュニケーションについては、受けてがどのようにとるのかによって変わってくるのがデメリットではありますが、いつでも、どこでも時間を気にすることなくできるのがメリットです。

いまとここの2軸を抑えられてしまうけど、モヤモヤしていることを話すことですっきりすることができますし、話してみて自分にこんな考え方があったんだ、こんな気持ちがあったんだと気づくことがある。

普段では考えられないようなことを思考を整理していく途中で、気づいていく人も多くいます。

メールで文字にしていた場合においても、思考を整理していく段階で、普段では気づきにくいことに気づくことがあります。

思考を整理していくうえで、普段では気づかなかったことに気づけるので、新しい景色が見えてくる。

新しい景色が見えた時に人は成長をするチャンスを得ることができる。

いつも同じ仲間たちと何かをやっていたとしても、知らず知らずのうちに思考停止になっていることも多く、気が付いたらヤバいことになっていることに気づいてほしい。

日本人は妬み社会、嫉み社会に生きているともいわれている。
中高年の男性が金と権力を握っているから、正論を振りかざしたり、政治力で抑え込んだり、群れて数でつぶしたりする社会に飽き始めている。

男女雇用機会均等法が施行されて40年近くになってきているけど、賃金格差、生涯賃金格差の溝は埋まっておらず、女性の社会進出についてもいまだに絵に描いた餅になっている。

オールドボーイズネットワークが未だに力を発揮しており、マウントをとりたがる人が多いというのが特徴だからかもしれない。
徐々に改善をされてきているといわれているが、まだかなりの大差がついている。

思考停止にならず、新しい景色を見続けていく勇気、嫌われる勇気も持っていないと前へ進むことができなくなってしまうだろう。

モヤキャリ相談室2ととなりの雑談の特別価格は9月24日23時59分まで。
次回は未定ですので、この機会を是非ご利用ください。


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