マガジンのカバー画像

記憶のカケラ

210
書き溜めていた文章を少しづつUPしていきます
運営しているクリエイター

2021年6月の記事一覧

短編小説:山の風景

私は理想の高い夢想家であった。私には、私こそが次の芸術を生み出すのだという意志があった。…

どうせマン・るー

「そんなんやったってどうせムダだー」 アサコちゃんが、植えたばかりのアサガオのタネに水を…

短編小説:オヂサンの悲哀

河口武夫、57歳。 ワタシはこんな目にあうために57年も生きてきたわけじゃない。 頭はザビエ…