運の待ち方
つい先日に心斎橋パルコにある
スタンダードブックストア
という書店さんで
トークイベントをしました!
ご来場いただいたみなさま
ありがとうございました!
そのイベントに際して
代表の中川さんから
「トークイベントのネタとして
影響を受けた3冊を選書して。」
と言われたので
あたまをひねりながら
3冊を選んで挑みました。
1冊目が鷲田清一さんの
「待つということ」
キャリアブレイク中の人に
のように「タイミング」について
聞かれることが多くあります。
答えではないのですが
キャリアブレイクを経験した人に
同じ質問をすると
など、
なんのヒントにもならない
言葉たちが返ってきます。
とは言え
「待ってたら来た」
というのは、夢のようは話ですが
遠くはない感覚だと思います。
もっと言語化しろよ
と思う人もいるかもしれませんが
少なくとも私は、そうは思いません。
経験者が最中の人に
アドバイスするというのは
基本的には望んでいません。
一方で、自分の身に起きたこと
事実やエピソードを話すのは大歓迎です。
この「待つということ」
という書籍にも書いていますが
「待つ」というのは消極的な活動ではなく
とても可能性があり、大きな意味を持つ
アクティビティだということに
気付かされます。
そうすると気になってくるのは
「どう待っていたのか」
旅をしているときに降ってきた人もいるし
家で安静にしていたときに気付く人もいる
友人や家族と話して気付く人も。
待ち方は様々です。
「運の待ち方」について
みんなの知恵を持ち寄って
いろいろ話したいくらいです。
「運の待ち方」の答えではないのですが
私が選書したものを紹介してみます。
2冊目は
オノ・ヨーコさんの
「グレープフルーツジュース」です。
ジョンレノンは
この1冊に刺激を受けて
「イマジン」という曲を
生み出しました。
イマジン=想像する
イメージすることについて
深く示唆がある1冊です。
世の中をイメージして
自分が生きることをイメージする。
私に影響を与えた1冊です。
3冊目は
東京藝術大学の毛利嘉孝先生の
「ストリートの思想」です。
キャリアブレイクを
文化にしたいと思っています。
ただ、休む人のお情けではなく
ストリートカルチャーとして
文化にしていきたいのです。
人生を生きていたら
いろいろあると思います。
どんな苦境だって
なんとかやり返すパワーを
人間は持っているはずです。
会社に休ませてもらうのも
社会が優しくなるのも大切ですが
民衆が、自分たちの人生を良くするために
カルチャーをつくっていく。
運を待つというのは
だれかに言われたり
みんながやっているからやるのではなく
自分を信じ、強く待つのです。
そんなストリートなカルチャーです。
そういった強い気持ちを持てないとき
キャリアブレイクという旗を探してください。
その旗の下には
強く待とうと奮闘している
仲間がきっといるはずです。
みなさまのキャリアブレイクに
幸多からんことを願って。
キャリアブレイク研究所
代表 北野貴大
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