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あなたは待ちの就活?攻めの就活?待ち方によって差が出るオファーボックスの注意点

フリー面接トレーナーのnoriさんです✨

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

大卒などの新卒に絞ると、就職活動においては、様々な手段が用意されており、自分にあったやり方で企業を見つけ、内定を獲得することができます。

今回は今時就活のトレンドでもあるオファーボックスの
話を交えて進めたいと思います。

今日の【めんたいこ48】

待ちの就活と攻めの就活

最近の就活のトレンドで言えば、オファーボックスが代表するように、逆求人型の就活だと思います。

オファーボックス

「OfferBox」は、企業側から求人のオファーが届くスカウト型の就活サイトで、就活生に最も利用されています。

HPより抜粋

逆の立場で就活してみ」とCMの最後のフレーズがこのシステムの特徴をよく表していると思います。

もはや現在の就活生にとって知らない人はいない!?とは言い過ぎかもしれませんが、間違いなく就活のトレンドだと思います。

語弊があるかもしれませんんが、こういった逆求人のように、企業側からオファーが来て、そこを中心に就職活動を展開していくことを「待ちの就活」と表現します。

一方で、従来の就職活動を代表される、「ナビサイト」、「合説」は、自分から受けたいところを探して、一社一社説明会に足を運び、自分自身で企業を選別していくことから「攻めの就活」と表現します。

トレンドだから良いということはありませんので、就活の進め方は自分にあったものを選択して進める必要があります。
まずは逆求人就活メリットデメリットを理解して、トレンドに上手く乗っかりより良い就職に結びつけられるように活動しましょう。

メリット・デメリット

まずは、逆求人のメリットとデメリットについて簡単に確認しましょう。

確認といっても、もはや言うまでもないことかもしれませんので、簡単にお伝えします。

逆求人のメリット

時間とお金の節約
第一に逆求人は、自宅にいながらも企業側から声がかかるので、自己PRなど書いてしまえば、あとは待つだけです。
従来型は合説に足を運び、手あたり次第会社を探します。
一回の説明が30分程度だとしても、丸一日かけて10社ほど見ることになると思います。
ナビサイトで手あたり次第探す方法も同じで、リクナビ、マイナビにはそれぞれ2万社以上の企業が登録しています。そのため、探すことにも時間がかかることは言うまでもありません。

またそういった説明会開催地が遠方であれば、企業側からあなたを見つけてくれるわけですから、イチイチ会いに行かずとも良いので交通費の削減にも繋がります。
特に地方の大学生にとって、都心の企業を狙っている場合は、大きなメリットです。

・新たな発見が大きい
自分で選ぶと、考えている以上に視野が狭い
ものです。ましてや就労経験がない学生時代の就活は、業界知識が少ない状態で探しますので、残念ながら広く探しているつもりでも、自分が知っている企業、業界、職種の+αの範囲だと考えられます。
それに比べ、逆求人は、企業側からオファーが来るため、自分が考えてもない、未知なる企業との出会いであることは多々あります。

逆求人のデメリット

・希望する企業オファーが来ないこともある
待ちの就活の最大の難点ですが、本来自分が希望している企業や業界、職種から必ずしもオファーが来るわけではありません。
むしろ、希望する企業が決まりきっているなら、攻めの就活で自分から説明会やインターンシップに行くなどアプローチが必要であることは言うまでもありせん。

逆求人を最大限に活かすために必要なこと

メリットとデメリットを理解した上で言うと、逆求人は使ってみる価値はあります。
ただし、登録して待つだけでは得られる効果は低いままです。
まずは、オファーボックスなど、登録した先で行われているイベント、例えば、プロフィールの書き方など学びに行くと良いと思います。

また、自身の写真も適当なものを選ばず自分らしさが溢れるものを選びたいところです。
ここでいう、自分らしさは、やはり自己分析によって得られるものですし、またエピソードと絡めて選びたいです。

そして、プロフィールは丁寧に書き上げるだけでなく、見直しや第三者に見てもらいフィードバックを受けて最終的に仕上げることが望ましいですね。

このように、登録後に正しく学び、プロフィールを作成した後も、プロフィールのメンテナンス作業(加筆・修正等)まできちんと行って始めて、採用担当者の目に触れることがあります。

中には、登録してそのままにしている方もいらっしゃいますが、それでは本当に待つだけになってしまいます。

自分だけで判断せずに、一度専門家に相談してみることをお勧めします。

最後に

私は、2012年からいわゆる新卒採用に携わってきました。

当時は大卒の新卒採用は大学3年時の10月から始まり、そこから翌年2013年卒採用では大学3年時の12月に解禁、2016年卒採用以降現在まで大学3年時の3月から解禁されています。
とはいえ、経団連の指針は守られることもなく、インターンシップや1Dayの職業体験で早期に情報提供、選考開始がされているところは珍しくありません。

企業の採用活動スケジュールが変わる中で、一方の学生の就職活動に大きな変化があることをみていくことが、支援・指導者側にも求められることだと考えます。

支援・指導者側が就活のトレンドを理解していないことは、就職活動と採用活動にミスマッチを作り出してしまいかねません。

我々も常に情報をアップデートしていきましょう!
自戒の念を込めて。

2023年もめんたいこを中心に面接情報を提供していきます。
それでは、本年もよろしくお願いいたします。

学生など若者に低価格で就職支援を行っております。サポートをいただいた際には、その活動の原資にあてたいと思います。 皆様のご支援が社会で活躍する若者の後押しにも繋がりますので、ぜひご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。