志望動機が決まらない人がやっていないこと
フリー面接トレーナーのnoriさんです。
面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ】
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。
志望動機が決まらずにモヤモヤする人多いですよね。
よい考えがまとまらないから、「まあ、あとでいいや」って後回しにしたり、とりあえず考えたものは、ありきたりで使えない💦
そんなこともよくある話。
まずは自分の志望動機を考える時間を作りましょう。
今日の【めんたいこ42】
今回は、志望動機を考えられずモヤモヤしている方に、意外とやっていない(考えていない)のでは?と思うことをお伝えします。
まず、「志望動機は?」と考えても、明確な想いを持っていなければ考えはまとまりません。
志望動機、つまり
「なぜこの会社(自治体)を受けるの?」
「なぜこの仕事がしたいの?」
など、主にソレを選択する理由です。
普段の生活の中では、例えば、誰かを好きになったとして、「好きな理由」を問われても答えはなかなかないですよね。
むしろ、恋愛は感覚的な要素が大きいと思いますので、理由を問われても、「好きだから好き」という結論になるでしょう。
しかし、就職面接においては、さらには、社会で働くうえでは、何かを選ぶ時に理由は明確でなければなりません。
では、なぜ志望動機を明確にできない方がいるのでしょうか。
そういった方々は、概ね自己分析と志望先研究(仕事内容など)が不十分です。
自己分析が不十分だと軸が定まらない
自己分析を後回しにしたり、適当に考えていると、志望動機を考える上での”軸”が定まりません。
軸は、自分が就職先を選択するために最も重要なピースと言っても良いと思います。
いわば土台です。
ここでいう自己分析は、
「私の長所は粘り強いところです」
のような、面接の質問を想定したものではありません。
自分の価値観を言語化することが大切です。
価値観と言われても普段は考えませんよね。
一度、専門家のキャリアカウンセリングを受けてみることをお勧めしますが、抵抗があったり、手始めにご自分で考えたい方に、参考情報をお伝えします。
価値観を指す言葉は他にもありますので、こちらは考える参考にしてください。
上記の資料に基づくと、自分が大切にしている根本的な考え、価値観は、
「2.愛他性」だと気が付いたなら、
その志望先には、あなたと同じ「愛他性」を持っていると考えられます。
逆に言えば、自分の価値観に一致する部分が無い志望先には、惹かれる要素が無いということになります。
と自信を持って言えます。
そのため、まずは、自分が大切にしている価値観を探り言語化することで、自分が選んだ志望先の志望動機が語れる準備ができます。
志望先研究を行うことで、「他社ではなく御社が良い」理由が明確になる
「自分が選んだ志望先の志望動機が語れる準備ができます。」
と先ほど述べました。
そうです。まだ価値観を組み込んで話したとしても、不十分です。
最後に必要なピースは、その志望先について良く知ることです。
ここで、注意が必要なことは、あなた自身が知りたいことよりも、志望先側が知ってほしいことを知ることが重要です。
自分自身が知りたいことは、多くが、働きやすさに偏ってしまいます。
しかし、面接官の立場で言えば、そこの仕事を知ってほしいのです。
採用活動は、働く仲間を集める行為です。
今いる社員の友達候補を探しているわけではありません。
ましてや自分だけに都合が良い会社なんてありません。
そんなことは理解してくれていると思いますが、なかなか仕事について、理解を深める努力をせずに面接に臨まれる方は少なくありません。
OB・OG訪問、パンフレット、説明会、インターンシップ、ホームページ、ナビサイト。また広く業界研究をして理解を深めるなどの行動が必要です。
そこで見つかった「やるべきこと」、「得意、できそうなこと」、「チャレンジしたいこと」を用いて志望動機を話す事が大切です。
また、その志望先の特長や他社と異なる点なども有効利用できます。
そして、先ほど述べた、「仕事に対する価値観」と組み合わせることが有効です。
最後に
24卒の方々の就職活動が迫ってきました。
焦らせるつもりはありませんが、志望動機に触れることは、就職活動自体のモチベーションにも大きく関わります。
動機=モチベーションです。
自信を動機づけるためにも、一度考えてみましょう。
みなさんには、まともな志望動機がないわけではありません。
まだ見つかっていないだけです。
しかし、一人で考えるのが難しい分野でもあるので、キャリアセンターやハローワーク、もちろん私、フリー面接トレーナーnoriさんも頼ってもらえれば幸いです。
今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~