JFL新シーズン開幕【レイラック滋賀試合観戦・前編】
2024年3月10日、朝9時30分わたしは滋賀県彦根市にある「平和堂HATOスタジアム」にいました。
初めてnoteを読んでくださっている方へ簡単な自己紹介から。
私は2023年4月に東京の大学院修士課程1年制コースに進学し、サッカー選手のデュアルキャリアや引退後の職業選択について研究していた社会人です。
大学院は今月修了します。
その研究課程でJFLの元選手たちにインタビューをする機会があり、そのご縁で今回の彦根訪問につながりました。
今回の開幕戦で、昨シーズンで現役を引退した選手の引退試合を前座として開催することになり、その試合に今回のインタビュー対象者も出場していました。
彼らの現役時代のプレーを全く観たことがなかったので、出場することをSNSで知った瞬間に「絶対いこう!」と決めました。
JR彦根駅に到着し、駅からはバスで行くことにしました。
その車中に京都サンガのユニフォームを着た方がいました。(この路線バスで行けるスタジアムはレイラックのホームスタジアムだけです)
あ、なるほど。引退した選手の元所属クラブだとすぐに気づきました。
カテゴリーダウンしても変わらず応援を続けるサポーターがいることを身近に感じました。選手だったら嬉しいし、原動力になるんだろうなあ。
バスで10分ほどで平和堂HATOスタジアムに到着。
引退試合では少し懐かしい元選手も出るとあってか、開幕戦より3時間以上前にも関わらず、たくさん観客の方が楽しんでいました。
引退選手とOB(MIOフレンズ) vs 現役(Reilacフレンズ)に分かれ、20分のゲームが3本ありました。
最初の2本は関西のノリで、かっぷくのよい会長がペナルティエリアで倒され、主審が赤・黄のカードを会長に渡して、倒した選手を会長がジャッジしていました(笑)
このままのノリで3本目も行くのかなと思いきや、最後の20分はギアを上げて真剣にプレーしていました。このバランス感覚はすばらしいなと思いました。
和やかな試合だけでは観ている方も物足りないし、開幕戦を盛り上げるためにメリハリは必要ですね。
新旧のチームメイトやサポーターに囲まれながら、引退試合が次のステージに向かう選手たちのエールのように感じました。
引退試合の後、13時の開幕戦まで時間が空いたので彦根城まで行ってみることにしました。
歩くと20分くらいかかる感じだったので、タクシーで向かうことに。
旅先でタクシーに乗ると必ず運転手さんと話をします。
なぜなら地元の達人が多く、お店や名所のあれこれも詳しい。
そして、サッカーチームがここで試合をすることで、街にどんな流れができているのか、クラブの外の人から話を聞くことはすごく大事にしています。
この続きは【レイラック滋賀試合観戦・後編】に書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!