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あらためて遊びの年
新年明けましておめでとうございます。
こうして投稿するのも正月ぐらいになっていますが、自分の一年の計と抱負をまとめる良い機会とさせていただいています。
もともと日記をつけるほどのマメさは持ち合わせておらず、そうはいっても文章を書くことは好きなので、noteが新たな趣味になるかと始めてみたのですが、すっかり年に一度くらいの頻度で細々としたためることになっています。
昨年の大きな出来事と言えば、また仕事の話になってしまいますが、慣れ親しんだ人事部から企業カルチャー変革の専門部署への異動でしょうか。もともと、現在勤めている会社のカルチャーのようなものには違和感を覚えていて、ことあるごとに「なんか変じゃねえの」的な発信をしていたこともあり、適任と言えば適任だったのかも知れません。おかげで、人事という最後方部隊から表舞台に引っ張り出されて、社内広報やらネットワーク放送やらに顔を晒すだけならまだしも、いろいろ喋る機会も増えたりして、恥ずかしい思いをかなりしました。
人前で話すのは以前からさほど苦になる方ではなかったのですが、社内放送のスタジオに引っ張り出されて、某国営放送の子会社スタッフに囲まれながら、丸暗記したセリフをカメラ目線で話すのは結構つらい。しかも、自分の活舌の悪さや緊張してゆがんだ顔をあとからまじまじと全国何万人もの社員に観察されるのかと思うと、恥ずかしいを通り越して、あとは野となれ山となれの気分。開き直っている場合じゃないんだけど、自分の映像を見聞きすることだけは勘弁してほしいと、放映日にはテレワークに切り替えました(もちろん、自宅にいても動画のURLが送信されてくるわけですが)。とはいえ、こういう機会はこれからも増えそうです。仕舞には慣れていくことでしょうが。
コロナでオンライン会議が中心となり、ノンバーバルコミュニケーションが事実上不可能となり、ロジックや声の大きさで勝負してくる「嫌な奴」が幅を利かせるようになり、不快な思いを続けていたのも長くは続きませんでしたが、今度は自分の喋り方や声の質、カメラ映りなどを気にすることになるとは思いませんでした。最近の大きなストレスです。何とか克服すべく、関連する技術の習得に四苦八苦しています。
そのほかは、ほぼ順調。残業をセーブして、生活にゆとりを、仕事に余白を設けたことで、価値創造的な付加価値の高い仕事へとシフトすることができ、仕事の質を上げることにほぼ成功しています。やはり、仕事は量より質。そもそも、今年還暦を迎える私は、長時間残業のような体力にものをいわせる働き方でなく、限られた時間でいかに価値ある結果を残すか、といった形を目指さなくてはいけませんでした。加えて、私生活上の課題を達成することも大切で、本来は会社での仕事よりも徐々に徐々に私的領域の充実を図ることを考えなければいけませんでした。仕事は65歳までを予定していますが、徐々にこの方向に移行させないといけません。
現在59歳の私にとって、今年は最後の50代の正月。9月には還暦を迎えますので、50代でなければできない遊びや自己啓発など、今のうちにしかできない貴重な体験として、これは本当に実行していこうと思っています。そのためには、多少の贅沢も惜しまないつもり。いままで頑張ってきたからね。それに、やや仕事に偏ってきた人生だから、貧乏性もほどほどにします。
とはいえ、健康にも留意しなければならないお年頃。昨年末に持病の無症候性の胆石をいよいよ診てもらった方が良いと内科医に勧められ、高脂血症の薬も飲み始めました。週一回の水泳だけでは、健康維持には足りなかったようです。これは医師の勧めに従うほかはない。大好物の肉や卵やチーズ(全部入ってるカルボナーラ)を減らさないといけないらしい。これは辛い。
それから、自身の最期の看取り要員、つまりパートナーを確保すること。これが一番難しいかも。まあ、この面は適当にやっております。この「適当」が良くないんでしょうけど、だからといってどうなるものでもない。今まで、結婚相談所もマッチングアプリもお見合いパーティも全部やったけど、全部興味を持てなかった。何か特殊な性指向でもあるのかと、自分を疑いたくなるが、れっきとした女好きだから困るといえば困る。最近は父親からも「いい人おらんのか」といった発言も聞かれなくなってきた。もう、そろそろこの面での自分の市場価値を自覚しておかないと。諦めているわけではありませんが、魅力あるおっさんでいないとね。
今年は、そんなわけで、遊びの年にしたいと思っています。遊び心が、仕事にもゆとりを生み、私生活の充実とともに、良い好循環をもたらせれば良いと考えています。カルチャー変革には仕事の余白やゆとりが必要でしょう。 僕の今の仕事は現状に追われることではなく、現状を変えることなのだと結論づけておいて、仕事上の課題と、私生活では、寄る年波問題にも対処する一年にしたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。