スマートウォッチは何もできないからいい。

おはようございます。

スマートウォッチってありますよね。

実際、それって何ができるの?って思う人も多いと思います。

僕は3,4年くらい前からスマートウォッチを使っています。

Apple Watchを経て、今はGalaxy Watch 6を使っています。

それって何がいいの?と聞かれたら、

何もできないからいい!と答えます。

正確には、何もかもを便利にすることはできないけど、限られた便利な機能が、必要不可欠な働きをするのです。


スマートウォッチは体の一部

僕が思うスマートウォッチの好きな機能ランキングを発表します。

1位:タイマー
2位:アラーム
3位:睡眠測定
4位:トレーニング記録
5位:音楽やオーディオブックが聞ける

逆に言うとこれ以外の機能はあんまり使ってません。
(いや、使います。マインドフルネスとかSuicaとか体組成測定とか。でもそれは無くてもそこまで問題ないです)

それってスマホでもできるんじゃん?とお思いでしょうが、

逆に言うとこれがあるからスマホを触らずに済むのです。

ちなみに、スマホの通知を確認する機能がスマートウォッチにはありますが、スマホを触りたくなってしまうので、通知の度に通知音やバイブが鳴らないようにしています。

スマホこわい

僕はスマホは外でしか使いません(文字通りの携帯電話)。

なぜなら、家でスマホを使うと時間が無限に溶けていくからです。

…お前に言われなくても分かっとるわ!とお思いでしょうが、やはり、それは皆さんもご存じの通りです。

スマホはなんでもできます。が、僕らの時間を奪うことに長けています。

インスタグラムの発見タブはアルゴリズムで気になる投稿、好みの外見の女の子(男の子)を表示して気を引いてきます(ご丁寧に通知まで!)。

ツイッター(死語)のトレンドは生活の隙間に入り込んで、"なんか物凄く関心に値するような気がするワード"を用いて注意資源を奪います。

ショート動画はもはや猛毒です。気が付いたら30分、1時間、それ以上経っていたという人もいるのではないでしょうか。

だから、スマホの充電器を玄関に置きました。

というか、家に帰ったら玄関の充電器に刺して、そこから翌朝出発するまで使いません。

家でスマホを使わないのは難しいのでは?と思うかもしれません。

僕は家ではパソコンだけでインターネットするようにしました。パソコンデスクの前に座らないとインターネットができないようにしました。

スマホの方がパソコンより遠い場所にあるので、スマホを触りたいという気持ちは徐々に減りました。

これでは、重要なスマホの通知や新着メールを見逃してしまうかもしれません。でも、スマートウォッチで通知を確認することができます(ちなみに、パソコンでLINEやメールもできますし、WindowsとAndroid、MacとiPhoneの組み合わせならパソコンでもスマホの通知が見れます)。スマホじゃなきゃできない急ぎの用事はその度に玄関で行います(僕は日にあるかないかぐらいです)。

なんて豪語していますが、それでもなお、スマホが手元にあったらいいのになぁと思うことはあるんですよねぇ…。その不便を解消するのもまた、スマートウォッチでした。

もはや手首に15分タイマーがないと生きていけない

さきほど、好きな機能を5位まで述べました(タイマー、アラーム、睡眠測定、トレーニング記録、音楽やオーディオブックが聞ける)。

そして、それが手元でできるようになったから、スマホを手放せました。

では、この順位のそれぞれがなぜ必要で、どうして不可欠なのか?
それは全部説明するととても長くなるので、今回は1位の「タイマー」だけ説明します。

タイマーが常に左腕にあるのはとても便利です。

僕はあらゆる作業をタイマーを使って区切ります。

読書を趣味にしています。読書時間は長ければ長いほどいいのですが、ただ漫然と読み続けては集中力が落ちてしまいます。

なので、本を読みたいと思ったら手元で15分のタイマーをセットします。

本を読みたい→15分セット→読む→鳴ったらやめる

それだけでいいのです。24時間のうち、0.01%の15分だけを読書に捧げることができれば今日はゴールにします。

これを繰り返していると、"タイマーをセットする"という行為だけで、脳は「次に本を読むんだな」と記憶します。そのうち、タイマーをセットしたら、その次に本を開かないと気持ち悪くなる自分に気付きます。歯ブラシを持ったら歯を磨かずにはいられないのと同じです。タイマーと読書を脳の中で紐付けるのです。

しかも、生活の中で15分の隙間時間を見つけたら「お!本が読める!」という思考になっていきます。タイマーは音を出さずに振動だけで知らせる設定にできるので、外出時でも使えます。

これらが示唆することは、慣れたら、タイマーを押すだけで脳を読書モードにすることができるということです。何のやる気も起きなくても、「マックに行ってタイマーを押す」ことだけを目標にすれば自動的に15分の読書が確約されます。

15分も読めないという人は5分でもいいです。短ければ短いだけ簡単です。タイマーを押せばあとは脳が自動的に集中します。

1セットやって達成感を得て、読書が楽しいと思えれば、15分読む→別の事やる(5分タイマーにしたりする)→本が読みたくなる→15分読むという良い循環ができます。(しかもスマホが手元にないから、無限にショート動画を見る地獄を回避できますね)

スマートウォッチはおすすめ

外から見たらものすごい成果を挙げている人でも、それは僕らとの能力の違いではなく、テクノロジーを使いこなすのが上手いだけ、ということがあるかもしれません。

僕はスマートウォッチというテクノロジーによって生活の質が向上しました。

僕が使っているGalaxy Watch 6(44mm)は、auで買って76,000円くらいしました。
(スマホなしでもLINEや音楽のストリーミングができるLTEタイプを買ったので、更にスマホを見る時間が減りました)

しかし!

タイマー機能があって、スマホの通知が見れて、心拍数や睡眠検知なども付いている機種はそんなに高いお金を出して買わなくても、amazonで5000~3000円くらいで売っています。

「Redmi Smart Band2」は僕も実際に3000円(amazonセール価格)で購入し、一時期次の機種までの繋ぎとして使用していました。機能は少ない部類の機種ですが、それでもあるとないのとでは、生活の質は大きく異なりました。

(求める機能は人それぞれです。僕が便利と言っている機能とあなたが便利だと考える機能の違いについて、考えてみてください)

今までスマートウォッチを使ったことがない、どのようなメリットがあるのか分からないという方に、この記事によってメリットのひとつの側面が伝わったら幸いです。

まとめ

・スマートウォッチができることの種類はあまり多くない
・だけど必要不可欠な機能が手元にあるのはとても便利
・もしスマホを見る時間を減らしたいなら、より不便なデバイスに代替することが役立つかも

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