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【読書感想文】分離から統合へ -「人類の目覚め」を紐解く二つの異なる切り口
スピリチュアル系の本は、人によって
好き嫌いが分かれるよね。
私自身は、かれこれ10年くらい前は
スピリチュアル系にどっぷり浸かっていたし
今でも「ふむふむ。なるほどなー」と
感じることも多い。
今年に入ったくらいの頃には、お話会などで
こういったお話をよく聞いていたので
今でも興味関心を持っているのは間違いない。
読んでみた感想は
「あぁ、なんとなくわかるかも~」だ。
なんとなく『感覚的に』わかるなので
ちょっと言葉にしずらいのだけど。
そんな中でも
なんとなく頭に残った文章がいくつかある。
もっといえば、自分が使っている周波数で映し出している、ただの映像です。
第5章 P41より
目に映るものは、全てただの映像。
この文章を見た時のショッキングさときたら!
頭ガツンと殴られたくらいの衝撃でハッとした。
妙に納得というか腹落ちした感じがした。
『自分が望んで、
今見えている世界を作っている』
ということに。
カウンセラー根本先生が
よく使われる言葉なのだけど
「すべては自作自演」。
まさにこれだ。
立体の球体に点をいっぱい書くと、その点のどこに焦点を合わせるかで、中心が変化しますよね。つまり、あなたがその点なんですよ。
第6章 P52より
若いうちはよく感じていなかっただろうか。
自分が世界の中心であるかのうような
万能感のようなものを。
私はものすごく感じていた。
けれど年齢を重ねるにつれて
「いやいや、私なんかが世界の中心だなんて
おこがましいですよね。すみません」
みたいにして
自分を世界の中心から外していった。
だけど
『どこに焦点をあてるか』
という視点で見ると
誰を世界の中心にしてもいい。
世界地図が
日本では日本が中心だけど
アメリカではアメリカが中心に
描かれているのと同じことだ。
だから誰だって
『私』が主人公で
世界の中心でいいんだ。
やっと本当の意味で
理解できた気がする。
私が気になった部分は
本の主題とはちょっとずれてしまっているけど。
私的にけっこう大きな気付きになった
1冊でした。