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『雑談』が苦手なんですって

私は『雑談』が苦手みたいだ。

今まで、全然気づかなかった。
というか生物学上の『女』だから
雑談ができるということが
自分に普通に備わっている機能だと
思っていたみたい。

だから『普通に』言葉のキャッチボールが
スムーズに出来ない私は
自分を『欠陥品』だと思っていた。

みんなが普通にできることができない。
だけど
普通になりたい。
できるようになりたい。

だって、みんな楽しそうに話してるのに
私が話すとテンションが下がってしまう。

だからいつでも申し訳なくて。
話すことを諦めていた。

だから、聞いてくれれば答えるけど
私から話すことはなくなっていた。

この話は、カウンセラーの根本裕幸先生の
オンラインスクール撮影の観覧の際に
出たのだけど、どうして私がこうなったのか
ようやくわかった。

今までも何度も要因として出てきているのだけど
『圧倒的に経験値が足りない』んだ。

今回は、雑談力?とでもいうのかな。

女性同士は話の内容よりも
話すことで感情のやり取りをすると言われる。

私はこれがいまいちピンときてなかった。

だけど先日、ふと気付いた。
相手が私に問いかけてきた時、瞬時に
「この質問の意図はなんだろう?」
と考えていると。

例えば
「出身はどこですか?」という問いに対して
「この問いから何を求めているのだろう?
 返答のその先に何を言いたいのだろう?」
まで考えてしまう。

私は今までも、自分が
『正解を探しながら喋ってしまう』
ことに気付いてはいたけど
これだけだとちょっと足りなかった。

正しくは
『相手の質問の意図を正確に汲んで
 その上で相手の求める回答を探して』
いたんだ。

そりゃぁ
スムーズなキャッチボールなんか
できるわけない。
だって思考の通過点が多すぎる。

だけどね
これは私の特性。
どうしようもなく私自身。

そしてちゃんと
この特性にもいい点があるんだって。

また一つ、『私』を知れたなー。

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