”夏色のナンシー”に憧れた11歳の夏
◆「夏色のナンシー」について
1983年、わたしが11歳の時にリリースされた早見優さん の「夏色のナンシー」。小学5年生だったわたしは『去年とはくちびるが違ってる』という歌詞にドキドキ。コーラのCMで流れてた大好きな夏の歌です。
筒美京平さんが早見優さんに初めて提供した曲で、ほぼ同時期に小泉今日子さんにも「まっ赤な女の子」を初提供していたそうです。どちらも音がはねるようにメロディーが上がる個所が心地よくて耳に残る曲です。
多感な年頃の少女の恋をキャッチーに表現する三浦徳子さんの歌詞。50歳になった今のわたしが聴いてもいまだにグッときます。
◆特に好きなメロディー
この歌詞の”女の子からは卒業したみたい”の部分のメロディーラインがすごく好きです。
音符が楽しそうにはねる感じがスカッと爽やかに晴れ渡る夏の空と元気な女の子の姿を思い浮かばせ、まさにコカ・コーラのイメージソングにぴったり。
◆心に響いた歌詞
”去年とはくちびるが違ってる・・・”意味深な歌詞に11歳だったわたしはドキドキ。その後に続く”恋かな 恋じゃない 愛かな”の合間に入る”Yes!”が気持ちよくて、ついつい口ずさんでしまう。
風が吹くたび恋と愛のはざまで気分も揺れる。女の子以上大人の女性未満な多感な年頃。いつか自分にもそんな時が訪れるのかな?そんな気持ちを抱きながら歌っていた憧れの曲です。
◆この曲の思い出
この曲が流れるコカ・コーラのCMでは早見優さんが初々しい水着姿を披露していました。
「コーク、好きっ。早見 優」
というキャッチコピーが添えられたCM。この時初めて英語圏ではコーラではなくコークと呼ばれていることを知りました。
CMには今では少なくなった瓶入りのコーラが。確かにこの時代にはまだペットボトル飲料が出回ってなかったように思います。YouTubeで「コカ・コーラ 早見優」で検索するとCM動画が見られますよー。テレビCMは違法アップロードになるかと思うのでリンクは貼り付けませんが、気になる方は検索してみてくださいませ。
◆西洋占星術的メモ
早見優さんは真夏生まれのしし座さんのようなイメージがあるなあと思い、出生時の天体の位置を見てみると1966年9月2日生まれの彼女の太陽は乙女座。ですが、闘志やモチベーションを司る火星、女性性や美や楽しみを司る金星がしし座で納得。しし座の火星・金星のパワフルな華やかさをまとった彼女にはしし座の季節である夏がお似合いですね。
幼少期や思春期にグアムやハワイで暮らしており、英語が堪能なバイリンガルアイドルとして知性を感じます。知性を司る彼女の水星は太陽と同じく乙女座。はつらつとした元気さを感じる一方で繊細さと細やかさを兼ね備えた頭の良さも感じるのは、乙女座の守護星である水星がHOMEで彼女を応援しているからかもしれませんね。
◆歌ってみました
”去年とはくちびるが違ってる・・・”のところからサビの部分まで歌ってみました。コカ・コーラみたいにスカッと爽やかにはじける夏の曲。リリースからまもなく40年を迎えるんですね☆あの時11歳だったわたしも今は50歳に。でもこの曲はどんなに年を重ねても夏に歌いたい大好きな1曲です。