女子高生2人の恋模様を描いたコメディ漫画をご紹介
記事に興味を持っていただき
ありがとうございます。
今回は別冊少年マガジンで
2016年から2019年にかけて、
全7巻まで連載された百合コメディ漫画
「将来的に死んでくれ」を
ご紹介します。
作者・長門知大先生
作者の長門先生は「お友達から」という作品で
第92回週刊少年マガジン新人漫画賞の
特選を受賞されました。
なんとこの特選が選ばれたのは
実に17年ぶりだそうです。
それから時を経てこの
「将来的に死んでくれ」の連載が始まり、
初の単行本化となりさらには
ボイスドラマ化までされました。
あらすじ
主人公の菱川葵は
クラスメイトの刑部小槙に
入学初日から一目惚れし、
猛アプローチを仕掛けます。
お金を払って肉体関係を迫ったり
あの手この手で
刑部を振り向かせようと策を練ります。
しかし、とうの刑部は
菱川のアプローチを
受け入れるでも拒絶するでもなく
受け流し続けていました。
そんな刑部の対応に
菱川の気持ちは冷めるどころか
ますますヒートアップしていきます。
明るく元気でとにかく全力な菱川と
クールでドライな刑部の恋の行方(?)を
描く百合コメディ漫画です。
みどころ
ストーリーは基本的に
菱川が刑部に交際を迫る様子を描いています。
しかし菱川のアプローチはどこかズレていて
女子高生なのにオヤジくさい手法ばかり
思いついたりします。
そのためいつも失敗に終わり、
空回りばかりしていました。
対する刑部は菱川の猛アタックを
華麗にスルーしてあくまでも
友達という距離感を崩しません。
その対応がより一層菱川を暴走させますが
ときには菱川を叱って宥めたり
予想外の言動で
菱川をノックアウトしたりします。
友達としては仲良しなんだけど
絶対に恋愛には発展しなさそうな
距離感が絶妙で、
秀逸なワードセンスと相まって
何気ない日常がとても面白く描かれています。
百合漫画として分類するには
あまりにも進展がないですが、
ギャグ漫画としては
とても面白い作品なので
是非ご一読ください。
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