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隠れた名作SF漫画をご紹介

記事に興味を持っていただきありがとうございます。

今回は大人気漫画家の隠れた名作と呼ばれている『レベルE』という漫画をご紹介します。


あらすじ

宇宙一の天才的な頭脳と美貌、そして最悪な性格の持ち主・ドグラ星第一王子…人呼んで「バカ王子」。その魔の手から地球を守るのは…熱血健康優良野球少年7番レフト・筒井雪隆。襲い来る魔物の群れに…不承不承立ち向かう悪ガキ5人組。その智略を尽くした剣・棒・術・策! 塾があるのに…。塾か? 世界平和か? そして…廊下は走るな!

少年ジャンプ+公式サイトより引用


作者・冨樫義博先生

本作の作者は言わずと知れた冨樫先生です。
あの大人気漫画『幽☆遊☆白書』の作者であり、現在でも週刊少年ジャンプで『HUNTER×HUNTER』を連載されています。

この『レベルE』は『幽☆遊☆白書』と『HUNTER×HUNTER』の間で連載されており、掲載誌は週刊少年ジャンプでしたが連載自体は月刊掲載されていました。

冨樫先生はプライベートでとてもゲームがお好きでよく作業後にアシスタントの方とゲームをされていたそうです。

また、有名なお話ですが奥さんはあの『美少女戦士セーラームーン』の作者である武内直子先生です。


みどころ

この『レベルE』と言う漫画は宇宙人を題材としたSFコメディです。
一見するとダークで不気味な印象ですが、主役のドグラ星第一王子が巻き起こす数々のトラブルによるコミカルな掛け合いがみどころです。

王子の類稀な頭脳と、それに反比例して崩壊している倫理観のせいで地球人も宇宙人も予想外なトラブルに巻き込まれ、次第に明かされる王子の陰謀に呆れ果てる様子が描かれています。

少し古い作品なのですが未だに他の漫画では見られない斬新な生態を持った宇宙人が数多く登場し、中には進化の過程から裏付けされた悲しい運命の宇宙人も登場します。

SFとしても作り込まれていて、ゲーム好きな冨樫先生ならではの複雑で予想外な設定や展開も盛り込まれた隠れた名作漫画の『レベルE』は全3巻で完結ととてもお求めやすいので、ぜひご一読ください!


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