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ポジティブ心理学を学んで#50

めくって返してよーいドン
ゲームって、人生みたい。

なぜなら、
同じことの繰り返しをして、
いるから。


このゲームは、
二つのチームに分かれて、
床に置いたカードを
自分たちのチームカラーに
多くひっくり返したほうが
勝ちというゲーム。

3分という時間の中で、
自分たちのチームカラーに
必死に変えるが、
そのすぐ後から、
別チームの子が、別の色に変えてくる。
必死に抵抗をする子は、
そこに座り込んで、変えさせてくれない。
別の場所に行く。
そして、そこでも同じことをする。

人生も生きている時間の中、
自分のなりたいこと、
やりたいことに向かって
自分の選択を変えていく。
でもその人生に必死に抵抗する人も
いる。そこで引っ越しやら、人生の転機を
起こして、別のことをする。

子どもたちが、必死にカードを
自分たちの色に変えている時に、
私は思った。

時間の制限があるのだから、
もうすぐおわりという時まで、
何もしなくて、あと少しになったら、
自分たちの色カラーに変えれば、
毎回色を変えたり、忙しくしなくていい
のではないか?

そんなこと思った。

でもこのゲームは、
めくっていくことに面白さがある。
最後に、自分たちカラーに一度替えて
勝っても面白くない。

それも人生でも言える。
自分のやりたいことを最後にできた、
なってみたいことができて、
私の人生楽しかったー、
最高と言えるのだろうか?
やりたいことやなってみたいことが
できなくても人生って
それだけで素晴らしいんじゃないのかと。

もちろん、自分のしたいことができるって
うれしいこと。
でも、人生って、上手くできないことや
やってもやってもなかなかできないこと、
そんなことがたくさんあるから、
面白い。その過程を味わうから、
面白い。


マリオゲームに敵がいなくて、
すぐにゴールできるなら、
つまらないゲーム。

人生も、やれるようになりたいのに、
できなくてもいい。
むしろそれが面白い。
それがやっとできるようになれる過程を
楽しむのが人生なのかも。

今日のコーチングプラクティスの
テーマが「メタファ」。
物事を例えて伝えること。

偶然にも、今日の保育園でした
カードめくりが、まるで人生のようだ。
というメタファ使っていて、
驚いたのでした。


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