”実質”日本
留学生の友達とミラノへ遊びに行ってきた。
ミラノは最寄りから電車で30分かからずに着くのでかなり気軽なお出かけ先。
朝11時集合ね、と言われたけれど私は確信を持ってこう思った、誰も11時には来ないだろう。
そう、ここは日本では無いのである。海外の人なんて誰も時間守らねえのよ(クソデカ主語)。
どうせ誰も11時にはこないだろう、という失礼な推測の元、11時10分くらいに待ち合わせ場所へ行った。時間ぴったりには行きたくないけど遅れすぎることにもひよっているこの微調整10分ね。
その後タイの子が20分遅れで到着し、
チリの子が40分遅れで到着。
ほらね、誰も待ち合わせ時間に来ねえのよ。5ヶ月も一緒にいるのでさすがに分かりますもう。
チリの子はちゃんと時間通りに準備したのに、バスが40分遅延したらしい。可哀想。バスも時間を守らない。
私のホストマザーは本当にテキパキした人なので海外の人全員がこうなわけではないけれど、日本よりこんな感じな確率はかなり高い。
個人的には日本よりもこっちの方が楽でいいけどね。
そんなこんなでなんとか電車とメトロを乗り継ぎ、ミラノへ。
ミュージアムへ行こうと思ってたんだけど、ソアリンくらい並んでたのでさすがに辞めて街で買い物して回ることに。乗り換えの駅でタイガーっていう大好きな雑貨屋さんがあったのでそこでバケハを買った。バケハはさすがに調子乗ってるかな。
みんなもネットで調べてみてね、フライングタイガーコペンハーゲンっていうお店、めっちゃかわいいから。(今調べたら日本にも余裕であるじゃん。地元が田舎すぎて知らなかった。)衝動買いだったけど想像以上に可愛くてルンルン♪
色んなお店を見て回って、昼ごはんはバーガーキング。バーガーはどこの国でも美味い。
イタリアのマックは正直言って安いどら焼きくらい薄いので、信じられるのはバーガーキングだけ。
腹を満たしたあとは、無印良品へ。
ミラノにあるという噂は聞いていたのでずっと行きたかったんだよね。MUJI。無印の大ファンっていうわけでは無いけれど、いち日本人としてイタリアの無印は気になる。
いざ入店、すると店内には見覚えのある商品たち。ここは日本か……………………？という錯覚を起こしそうだった。起こした。いや、てか明らかに客の日本人率が高くないか？
今までの5ヶ月間、一度も野生の日本人を見かけたことがなかったのに、ここに大量の日本人がいるではないか。イタリアの日本人全員ここの店に集まってんのか？それともこの店に全員住んでんのか？
上手く言語化出来ないんだけど、めちゃくちゃ日本を感じた。帰りてえ〜〜と思った。日本に住んでるみなさん、日本はいい国ですよ。嫌なこといっぱいあるけど、それ以上に便利な国だと思う。日本帰りてえ〜〜〜〜。
商品にも日本語が書かれてて、客の4分の1ほどは日本人で、実際あの空間はイタリアに存在している日本だったのかもしれない。あの場所を日本としても誰も文句はないでしょうね、だってあんなに日本なんだもん…。
無印一時帰国の後は、スタバへ行った。
これは驚きの事実ですが、イタリア、スタバが全くありません。
日本には1792店舗ある一方、イタリアにはわずか17店舗。イタリア人はスタバが嫌い。
ふらっと入ったお店がどうやらイタリア1号店だったらしく、かなり豪華で正直めちゃくちゃテンション上がった。人生で1番でかくてゴージャスなスタバだった。
スタバ大好き日本人の血が流れているもんで、イタリアに来て興奮したことベスト5に、このスタバ、ランクインしますね。
友達が抹茶を初めて飲んで、めちゃくちゃ美味しい、と喜んでいたのが嬉しかった。
素敵な休日。