なぜ夢は「空想」だったのだろうか。
私の夢は、「空想的な願望」で、「将来実現したい願い」ではなかった。
なぜ、将来実現したいと思えなかったのだろうか。
思いつく理由は、
怒られそうだから。
これは、末っ子だから思うこと。
末っ子は、兄姉が親に怒られてるのを見て、自分は怒られないように要領よくやる、とよく言われる。
それは、その通りだと思う。
でも、それは、やりたいことでも、怒られるとわかっているから、やらないということ。
普通の人になりたかったから。
否定されたら嫌だから。
変な人って言われて、疎外感を感じたくなかった。
みんなと同じがよかった。
何にでもなれる自分でいたかったから。
同時に選べないことがある。
何かを選べば、他を諦めないといけない。
一つを選んで、他を諦めることができなかった。