モンスター社員になるようなやつより働かないやつの方がマシ?
毎週月曜日は僕のお手伝いしてる、人材総合サービス、株式会社Mateに関わる事、、ひいては"働く事"にまつわる発信をしております。
外部広報のような形でしてイチイチ会社の許可をとったりしてない、いつものnoteと変わらぬテンションですので会社そのものの本意とは違う時もある、、かもな超超個人的な発信ですので、そこはご了承ください。
(前回までの人材お仕事関連のnoteはこちら)
切り取り記事だけ見て感情のままに情報を得てはいけない
ネットに住んでると連日、注目を集めることばかりに特化した酷い発信ばかり目に入ります。
いかに発信を注目させるか?みたいなゴミノウハウばかりがありがたがられてしまうようになった弊害ともいえますが、このゴミさかげんも人社会なので、微笑ましくニヤニヤしつつ、自分自身は踊らされすぎない(踊らされない!は無理)ように気をつけなきゃなというオープニングから今日はスタート。
というのもXでこんな記事が。
この部分の動画だけ見ると○ねよ!と誹謗中傷すらしたくなる邪悪。
クソ無能で会社にとって害悪で解雇したら法律を盾に多額の金銭を搾取するまさにモンスター社員。
でも、そんな一方的な話ではないだろう?さすがにもう少し話の前後があるだろう、、と感情にブレーキをかけなければなりません。
それができない人はインターネットには向いてない。向いてない人だらけで終わってますけどねw
てなわけで元動画をちゃんと見る。
所詮はこの記事も多少丁寧な切り抜きでしかないので、できれば動画を見てちゃんと考えて欲しいんですが、、見てらんない人のためになんとかフラットなアウトプットを心がけます。
違法解雇で大金ゲットだぜ!!
あくまで想像でしかないんだけども、動画を見た限りでは解雇された人の能力にはさほど問題はなくて人間性に問題があるといったところ。
個人に対して"人間性に問題がある"なんて書いてしまうとよろしくないなとも思うんですが、おそらく会社からもそう思われてしまったのかなと。
番組でも出演経営者さんが言葉を選びながら「解雇されそうではある」といった事を言ってます。まぁ、見ればわかりますがそんな感じの言動(受け答え)をしていますね。
「やることやってんだから、そこ以外は別にどんな勤務態度だろうが関係ねぇっしょw」的なムーブ。
これは雇用側からするとめちゃくちゃ鬱陶しいしクビにしたくなる気持ちもわかります。
ただ、やっぱり雇用側に落ち度があるとクビにはできないし今回のように大金を支払う結果になってしまうんですね。
人格否定するような言動はもちろん、違法残業などはもってのほかです。
昔はそれが当たり前だった、、なんて通用しません。ここに関しては昔ダメだった事が良くなったのが今で、キチンと雇用側はアップデートに準じた会社作りをするしかありません。
人間性に問題がある社員だと思うならば、その人間性を正していったり、周りの人間とコミュニケーションできるような育成が必要です。残業代など当然支払うべき。
辞めさせられない事で採用が困難になる
最近"辞めたくても辞められない"会社があり退職代行の話題を何度かしてきましたが、さらに"辞めさせたいのに辞めさせられない"という問題が今回です。
ホンマにええ事ないですねぇ、、、
労働って難しい、、
辞められない事でも採用が難しくなると以前に書いた気もしますが、、
(これは求職者側の目線ですね)
今回は、雇用側の目線で採用が難しくなります。使えない人間、合わない人間を雇ってしまうことで辞めさせられないので人的負債のような存在になってしまう恐れがめちゃくちゃ高い。
これ、モンスター社員になれば良いやん!って軽く考えない方が良くて、、
悪い雇用側はじゃあどうしよう、、ってなった時に、辞めさせられないのでイジメぬきますよね。居心地を悪くして辞めたくなるように仕向ける。
それに真っ向から立ち向かおうとしたら動画の人のような人格になるのかなと。
マトモな人格なら病みますし逃げます。
誰もそんなふうに揉めたくないので、ちょっとでも怪しい人は採用したくなくなるわけです。動画の方はまとまった金額を会社からとれてひとまずは良かったわけですが、この人を正規雇用しよう!と思う会社はないでしょう。
この人の問題だけではなく、多くの人に対して雇用側も警戒せざるを得ない。
社会不適合者の生き方や在り方
資本主義にベットするのであれば無能だったり、噛み合わない奴はどんどんクビにできるようにすべきだと思います。
(先進国ではアメリカだけがこれ)
社会不適合という言葉がありますが、まさに会社とは会社に適合する人間だけで回す必要があるからです。
僕自身もそこそこに社会不適合者なので、あんまり働いてません←
社会不適合者にもいろんな人がいます。
労働者としては上手くやれないけど、何かしらの才能だけはあって経営者やクリエイターになる人もいます。
労働は素晴らしい社会適合者の文化です。だから労働者は大事に保障されるべきなんです。(ただし大きく稼いで富を得ることは難しい。そんなことだけが幸せではなく労働の価値はもっと別のところにたくさんある)
社会不適合者は労働するな!
といういつもの一つの着地すが、、
もう一つ今のままヌルっとなんとかやっていくためにどうしたら良いか?
と考えると、、
「業績や結果を気にせずコマや仕組みとして割り切る」
という仏教の悟りのようなマインドが心の中に求められるかなと。
会社としては水準の教育は施しつつ、それで改善しない存在は最低限の給与を与え、最低限の業務をこなしてもらい存在を気にしない。雇用という経費としてわりきる。
まさに無我の境地、、なかなか厳しそうですがw
もうちょい前向きな打開策としては「就業規則」などの合意が鍵ですね。
そこまで細かく決める!?ってぐらい会社の規則を決めておくと、会社の方針とは違うので辞めてもらいたい、、という流れにはしやすいと思います。
それにしても大変だなぁと思いながら、こんなのは特殊なケースでしかない!と思いたいもんです。特殊だから取り上げられてる。
モンスター社員も、人道無視の会社も、どちらもゴメン被りたいですね、、
あ!就業規則の作成にお困りでしたら気楽に株式会社Mateへご相談ください(^^)
全ての会社や店舗、全ての求職者が 少しでも働くこと、働いていただくことに ポジティブな環境をマッチングできるよう頑張ります!!
(人材でお困りの際はお声かけください)