秩序と混沌と中庸と〜真・女神転生〜
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO
真・女神転生、ニュートラルでクリアしました
真・女神転生ってのはこんなゲームです。
僕にとってこのゲームの最高に面白いポイントはロウとカオスとニュートラルという3つの属性でエンディングや物語が変わるところと、その交わらなさです。
とても人間社会的で引き込まれました。
真・女神転生でいうと
ロウは秩序、カオスは混沌、ニュートラルは中庸を表しています。
ロウは天使っぽい仲魔が多いし、カオスは悪魔っぽい仲魔が多いです。
一見正義と悪って感じだけど、天使が正義で悪魔が悪!って感じではなくて、どちらも悪でどちらも正義って雰囲気ですね。
ニュートラルで進めると、オメェらどっちも終わってんぞwって方向でどちらの陣営もブチ倒します。
ゲームとしては一番ボリュームがあるしやりごたえがあってベストエンディング的な扱いとなっています。
秩序、法律、規制、正しさだけで社会を成り立たせることはできない。
だが自由という混沌でも成り立たない。
たくさんの人と関われば関わるほど、どうにもならなさに絶望もする。
だけどどうにかして生きていくしかない。
人は人と傷つけ合い、癒し合い、それが成長だと納得して歴史を重ねるしかないんだろうな。
とかなんとか。
混沌エンディング
違うエンディングもネットで拾い見してきました。
すると悪魔側のボスルシファーがねぎらってくれます。
より強く、より美しく、、
真・女神転生におけるカオスとは資本主義社会を極めた弱肉強食の社会が近いかもしれません。
だからこそ栄える。
それもまた真理。
破壊と再生を繰り返すのがカオスである。
が、このエンディングでは意味深なところが、、本当の破壊とはロウ側であり、ヤツらはまだ存在していると。
そして自分自身ですらその中の一つでしかないというような事を言い残します。
カオスルートは人間味のあるルートだと言えます。
理想はニュートラルなんでしょうが、なかなかそううまくはいかない混沌とした社会で、なんとか中庸っぽさを保っている。現実社会は言うなれば混沌寄りの中庸なんでしょう。
秩序エンディング
いっぽうでロウエンディング。
秩序、天使軍、、こちらは混沌の問題点、社会の問題点を無理矢理に解決するようなディストピアな思想です。
雑にいうとクソはみんな破壊して排除!
選ばれたものだけで未来永劫平和にやっていきましょーや!!
というやつで漫画やアニメ、ゲームにはこういう思想の敵がよくでてきますよね(笑)
答えを急ぎすぎるとこうなるというか、、真面目すぎるがゆえに、人に絶望し、社会に絶望し、諦めることも、受け入れることもできず、絶対的なものを作ろうとする。
そのために邪魔なものは排除する。
だって自分達が正義なのだから。
わかってくれないのは貴方たちだから。
そして真・女神転生の次回作、真・女神転生IIはなんとこの秩序エンディングから始まります。
このルートが正規の物語なのです。
未来永劫メシア教によって平和がもたらされた世界で、、これからどんな物語が始まるのか、、気になりすぎてそのまま続編をプレイしようかなと思ってます。
僕は秩序と規律のディストピアにも、、
自由と混沌の残酷世界にも、、
どちらにも惹かれるし、どちらも嫌悪感があります。
どっちっつかずで揺れ動き悩みもがき、テキトーに生きていく。
ゲームのようにどちらの陣営も打ち倒すこともできません。
どっちの連中も強すぎんよw
時にカオスに時にロウに調子良くええ感じで居たいなぁと願っています。
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「絶望と共にenjoy」を理念とし、日々を生きやすくする発信を毎日しています。
(こちら僕の信念と理念です)