田内学さんと佐渡島庸平さんの対談イベントに急遽参加してきた。
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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(やる気のないレンタル業はじめました)
それでは本編へGO
こちらのイベントに参加してきました
前々から行こうとしてたとかじゃなくて、普段は兵庫県姫路市にいるんですが1週間ほど大阪にいたりすることもありまして、3月の頭からそんな感じでした。
その時にXを徘徊してたら見つけたのがこのイベント。
梅田じゃん。近いじゃん。
すぐ行けんじゃん。
ってなわけで行くことにしました。
都会ってキッカケの山だね。
もちろんお目当てがキチンとあっての事で、僕はこの今回登壇された田内学さんという方をかなりリスペクトしています。
キッカケは投資に詳しい友達がSNSでこの方の本「お金の向こうに人がいる」を紹介してたこと。
読んでみたらドチャクソミソに面白くて、お金と経済と人間の本質を魔貫光殺砲ぐらいの勢いで貫いてたんです。
(レビューnoteも書きました)
そんな田内さんは新著「君のお金は誰のため」を出版。バチバチに売れてビジネス書総合グランプリも受賞されてます。
内容は基本的に前の本と同じなのかなー、と買ってなかったのですが、イベント参加で本もついてくるってんでそれもあってホイホイと参加しました(笑)
今回は書籍の内容を語るというよりは、編集者の佐渡島庸平さんも交えて、本を書こうとした馴れ初めなど、書籍の出版という観点からのアプローチっぽいです。
僕も自費出版での共著(サブ的な役割)は出したことがあるし、単独でなんかしら本は書きたいなぁと思ってるのでそういう方面の話にも興味はありました。
そんなイベントレポを簡素にアウトプットしてみます。
よくわからないことが世界を良くする
はじまりは「よくわからない」からだったと田内さんは言います。
「あなたの話はよくわからない」
「よくわからない話は言語化できたらおもしろい」
ほとんどの人が最初からわかる話って問題解決とか問題定義としては多分間違ってますし、何よりたいして面白くない。
僕もずっと、よくわからん話をし続けてる。
でもあんまり伝わらない。
言語化とやらが下手くそだからだろうな。行動力も足りないしね。
その良くわからん話を理路整然と伝えることができてる人を見ると羨ましかったり少し嫉妬もする。田内学さんはそんな数少ない人の1人。
数年前からの投資ブームを僕も寒いなぁと眺めてた。
お金の勉強をしないといけない!という入り口は大事だなと思ったけど勉強してやってることはみんなただの"金儲け"
必要なことにたいしてはお金は稼がないといけないけど、大衆に必要なのはそこじゃなくないか?
でも僕には論理的に伝える術がなく、なんかおもんない。なんか違う。という曖昧な感触で言葉を重ねていた。
老後2000万問題あたりからうたわれだしたお金の問題。
「お金さえ貯めれば良い」はどうなの?
本のターゲットは政治家だったとのこと。
結果「お金の向こうに人がいる」は安倍元首相にも届いた。それで劇的に何かが変わったということではないけれど、少しずつでも1人ずつでもお金や経済の本質と向き合う人が増えると社会は1ミリずつでも明るくなる。かもしれない。
資本主義の恩恵を受けまくってる人たちでは世界は変えられない。
世界を変えるのは恩恵を受けていない僕たちだ。(厳密には恩恵を受けまくってることにも気づくことだ)
文章を書くということについて
目当ては田内さんだったけど佐渡島庸平さんの話もめちゃくちゃ面白かった。
本の書き方、、のようなものの具体例がリアルに勉強になった。
「良い文章にするには、書いた文章を読んで音声にして直していく。」
本気で書く文章は僕もそうしてる。
言っちゃ悪いけど毎日のnoteやオンラインサロンの記事はそういう意味での本気では書いてない。思考の撮って出しのような文章だ。
誤字脱字も多いし、整合性も取れてない時もよくある。
それはそれで原液の魅力がある。
本気の文章というのは、さあこの文章を読んでくださいね!と商品として提出するようなもの。これはめちゃくちゃ時間がかかる。
視覚、改行、音読、語呂、気持ちよさ、リズム、、諸々がクリアできてからやっとのこと整合性のチェックに進む。
「作家の才能とは直す才能」だと。
いわゆるよく言われる編集力のようなものなんだろう。この修正は半端なくてとうとう佐渡島庸平さんはchat GPTにも修正を断られたらしい(笑)
八幕構成って概念も勉強になった。
僕はこんな本を書く上での基礎も知らない。
ビジネス書や自己啓発本とかだとまた違ってくるんだろうけど。
「発想力よりも継続力」とも言われてた。
継続は力なり!は唯一僕の好きなアッパーな言葉だ。なんだか嬉しい。
バキバキの映画の撮影は1日1分しか進まないこともあるらしい。
才能はいらない
ずっとやってりゃある程度できる
誰に届けたいのか?
これすごい良くわかる。
お金を儲けてから好きなことやりなよ。
お金を稼いでから、結果を出してからやりたいことやりなよ、、
ずっと言われてきた。これからも人によっちゃ言われるんだろう。
でもそれじゃダメなんよ。
お金があるからできるんでしょ?
って思われたら意味がない。
金持っちゃうとそう思われる。
成功したからそんなことが言えるんでしょ?って思われたらそれはもう伝わんないじゃん。
お金は最低限だけで良い。
成功者にもならなくて良い。
お金の話
金儲けは品がない。士農工商の概念。
↓
お金が強くなった。強くなりすぎた。
↓
もう一度アップデートしつつ変わらないといけない
お金は道具。
お金よりも人を尊敬する。
このゆりかごのバランスをとるのが非常に難しい。
確かにお金よりも人なのだが、、
「世の中金じゃないよね」という
弱者の言い訳に使われてはならない。
金でほとんどの問題が表面上は解決してしまうのも事実。
僕はシンプルに労働してりゃそれで良いんじゃないかと思ってる。
金儲けなんかより労働や創作が何より大切だ。金儲けしかしてないやつは働いてないやつと同じくらい無価値だ。
(耳が痛い。金儲けもできてないけどw)
本の未来
新しい価値観を手に入れるには本!文学!
まさにそうだよなと僕も思う。僕は漫画もそうだと思ってる。
ドラゴン桜やインベスターZといった御二方も関わってる話題人気作品も漫画だしね。
これからの書店はどうなる?みたいな話で、世界観のある書店が小さく濃く需要があるのでは?という話になった。
本屋って面白いなと思った。
自分の好きな本だけ販売する
「思想のある書店」、、言われてみれば僕は本が買える飲食店として自店舗を運営もしてたなぁ。(かなり多くの本を売ったよ!)
自分の視点も付け加えたりして、かつての「しるし書店」みたいなノリで「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」ならぬ「俺の本屋」はおもろいかも。
思想が偏るから語れる場にもなる。
また違う思想への入り口にもなる。
ただ問題は稼げないことよねw
質疑応答でもでたけど「読書会」の文化がもっと浸透したらおもろいかも。
音楽ってライブってイベントが強いけど本にはないもんね。
最後に田内さんが稲盛和夫さんの天国と地獄は同じようなもの。という話をしてくれました。
これはとても有名な話なんですが、天国にも地獄にも大きな鍋があり、そこに食料が詰まってる。渡されるのは2メートルの箸。
天国ではその箸で向こう側の人に食料を食べさせる。こちらも食べさせてもらう。地獄ではただただ無駄に我先にとどうにかして自分で食料を食べようと争いが起きる。
という話です。
僕はその話をしてくれた田内さんがやっぱりええなぁと思いました。
僕は社会や世界をええ感じにしてくれる思想や人が好きです。
稼げる稼げないはどうでもよい。
田内さんはそんな人であり思想やなぁとリスペクトしています。
どんなに凄かろうと、素晴らしかろうと、正義だろうと、ええ感じの匂いがしないものは興味がわかない。
さて、新著も読みますか!!
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